あわや振込直前…私の窮地を救った「一枚のカード」

そして5分後、セミナーの担当だという女性から電話がかかってきました。
セミナーは東京と大阪でしか開催されておらず、移動や宿泊費は自費です。
5日間のセミナーで20万円との金額に、思わず「詐欺」の二文字が頭によぎりました。
しかし、信頼している職場の先輩からの紹介で、かつ大学の講師であるようなきちんとした人が、詐欺のようなことを言うはずがないと思う面の方が大きかったのです。
さらに電話を開始して3時間が経過し、正直なところ疲れてしまっていて冷静な判断が出来にくい状況でした。
(後になってから冷静に考えると、それも相手の作戦のうちと納得が行きます。)

最終的に、セミナーの参加料をクレジットカードで振り込む段階までたどり着いてしまいました。
カード番号を言おうとした時に、思わぬ幸運が(相手にとっては不運が)待ち受けていました。
セミナーの参加料の支払いに使えるカードはVISAカードのみでした。
私が持っていたのはJCBカードだけだったのです。

(30代・女性)

今回は、詐欺に巻き込まれそうになったエピソードについて紹介しました。
詐欺に巻き込まれないよう、最低限のお金の知識はつけておきたいですね。

文・fuelle編集部