――渡部の場合はまたちょっと違いますよね。

城下 そうなんです。渡部さんは芸能活動の復活が圧倒的に難しい。“多目的トイレ不倫”という言葉のインパクトが強すぎて、多くの女性が嫌悪感を抱いてしまっています。ハレンチな行動はイメージダウンが甚だしい。香川照之さんも渡部さんに近い。銀座のクラブでホステスの下着をはぎ取るといった行為は、女性の嫌悪感が強い。ホステスに訴えられたわけではないですが、ドラマ復帰は難しいでしょう。

――一時期はテレビで顔を見ない日がありませんでしたが。

城下 今は一回失敗すると、リカバリーが非常に難しい時代。特にハレンチ行為、性加害は戻れない。なかなか風化されないんですよね。唯一、原田龍二さんだけうまく戻った稀有な存在ですね。もともとイメージがそれほど固定されていなかったところがよかったのか、彼の人柄か……。

――仕事を失いたくなければ清く正しく、が鉄則ですね!