今日の難解漢字は、

「生糸」

「囿」

「鬘」

「匍匐」

「鐃」

です!

どれもなんとなく読めそうな漢字ばかりですが、

なんと読むか分かりますか?

1つ目の漢字は「生糸」です!

(せいし)ではありません。

(なまいと)でもありません。

 

ひらがなで3文字です。

”〇〇〇”

 

さあ、一体何と読むのでしょうか?

「生糸」の読み方のヒントは?

「蚕の繭からとった、まだ精製していない絹織物用の糸」のことです。

 

第二次世界大戦前は、日本最大の輸出品で、世界全体の約80%の生産高を占めていました。

現在の日本は中国やブラジルなどから輸入しており、中国が世界最大の生産高を誇っています。

 

何と読むか分かりましたか?

 

「生糸」の読み方、正解は……

正解は……

 

「きいと」

 

です!

 

生糸が精製されると絹糸が出来ます。

絹糸を使ったシルク製品は肌への親和性が非常に高く、肌触りが良いため、インナーやパジャマをシルクにすると、快適に過ごすことができます。

シルク製品には肌触りが良い以外にもたくさんのメリットがあります。

 

  • 静電気が発生しにくい
  • 吸湿性・保湿性・通気性に優れている
  • 紫外線をカットしてくれる
  • しわになりにくい
  • 耐熱性に優れている
  • 肌を清潔に保ってくれる

現在では毎日使用するようになったマスクも肌触りのよいシルクにしてみるのもいいかもしれませんね。

シルクを使ったことがないという場合はぜひ一度使ってみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

2つ目の漢字は「囿」です!

今回の難読漢字クイズは「囿」です!

9画ですっきりシンプルな見た目ですが…

いざ読むとなると難しいですね。

「囿」の読み方のヒントは?

ヒント1.「囿」をひらがなにすると2文字になります。

ヒント2.『果蔬を植えると人多く樹を伐り囿を践む、』南方熊楠「十二支考:01虎に関する史話と伝説民俗」より引用

ヒント3.「囿」のイメージは、「美しい花が咲き乱れ、池には珍しい魚、木々に小鳥がさえずり、白い馬までいる!」そんなイメージです。

正解は…

正解は…

「その」でした!

「囿」の音読みは「ユウ」、訓読みは「その」。

囲いをして、植物があり、生きものを放し飼いにした領域のことです。

「園」の旧字と思った方がいるかもしれませんが関係ありません。「苑」とも違います。

「園」や「苑」は植物がある場所ですが、「囿」は植物だけでなく動物を放し飼いしているのが特徴です!

具体的には王族の城にある庭が当てはまるでしょう。

また、区切られた領域ということから「見識が狭い」という意味もあります。