最近、何かと話題になることが多いTwitter。2月2日は大量のアカウントの凍結が相次ぎ、「凍結祭り」、「Twitter凍結」といったワードがトレンド入りしました。主にVTuberやイラストレーターのアカウントが凍結の対象になっており「Twitterの氷河期突入か!?」との騒ぎに。
そんな中、「#凍結祭りだし辞世の句詠もうぜ」というハッシュタグが流行り出し「面白いタグ」「秀逸な句がたくさん」と反響を呼びました。さらに、このタグにはなんと、『サラダ記念日』をはじめとする歌人・俵万智さんも参加。
「青色のちひさき鳥のかたちして言葉ちるなり凍結の岡」
と、与謝野晶子の一首を本歌取りした短歌ツイートを詠みました。(本歌取り《ほんかどり》とは、有名な歌の一部を自作に取り入れること。先程の歌は「金色のちひさき鳥のかたちして銀杏《いちょう》ちるなり夕日の岡に」を踏まえています)
これには「プロの本歌取り!」「タグに俵万智さんまで」と騒ぎに。俵万智さんは「このタグの素晴らしさ。ツイッターと短詩型の相性の良さを、しみじみ感じる」とツイートしています。