ちなみに、同時期には『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-』(4月21日)や『劇場版TOKYO MER~走る緊急救命室~』(同28日)といった実写邦画の公開も控えている。
『東京リベンジャーズ2』は漫画家・和久井健氏が「週刊少年マガジン」(講談社)で連載していた『東京卍リベンジャーズ』の実写版第2作目で、主演はDISH//のボーカル・北村匠海。6月30日に第3作目『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-』も公開予定の人気実写シリーズだ。
「一方の『TOKYO MER』は、21年にTBS系『日曜劇場』枠にて鈴木亮平主演で放送された連続ドラマの劇場版。連ドラは全話の世帯平均視聴率が13.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録していたので、関係者は映画にも期待を寄せていると思います。しかし、『コナン』と公開時期が重なる作品は、その影響で軒並み存在感が薄れてしまう恐れが。『コナン』公開時、毎度のことながら、話題性も客足もすべて持っていかれかねないからです。『東リベ2』『TOKYO MER』は、『レジェバタ』の二の舞いになる可能性が高いでしょう」(同)
『コナン』と戦うことになる邦画の中に、番狂わせの特大ヒットを記録する作品はあるだろうか。今から公開ウィークが楽しみだ。