血糖値と聞くと、まず糖尿病が思い浮かびますよね。
しかし、健康な方であっても血糖値の変動はひとごとではありません。
疾患のある方だけが問題あるわけでなく、血糖値の乱れを引き起こすグルコーススパイクは自律神経の乱れに関係します。
専門的な知識も取り入れながら、食べ物と自律神経の関係について理解を深めてみましょう。
血糖値スパイクの解説前に自律神経の乱れチェック!
自律神経の乱れは、自分では気づきにくいものですよね。
食べ物による血糖値の変動で自律神経が乱れている可能性があるため、まずは自分の自律神経が乱れていないかチェックしてみましょう。
- 自律神経が乱れている人の特徴
- 甘いものを食べると止まらない。
- 無償に甘いものが食べたくなる。
- 朝起きるのがツラい。
- 日中とても眠たい。
- 夜になると目がさえる。
- 食後30〜60分、急激な眠気に襲われる。
- カラダがだるい。
- やる気が起こらない。
このような内容にあてはまる方は、要注意です!
自律神経の怖いところは、知らないうちに重症化してしまうところ。
そして、この症状を当たり前と思ってしまうところです。
日中眠たくなるのは当たり前だから大丈夫!と思っていても、次第に朝起きれなくなり、しまいにはカラダを動かすことがツラくなる場合もあります。
自律神経の乱れる「血糖値スパイク」とは?
自律神経が乱れる原因に、血糖値が関わってくるというのをご存知でしょうか?
健常者の場合、空腹時の血糖値は80-90mg/dlと一定に保たれています。
食事をとると血糖値が上がりますが、1時間かけて120mg/dl前後にゆるやかに上昇するので問題ありません。
血糖値の上下を繰り返す頻度が高く、動き幅が大きいと、自律神経にも影響があるのです。
血糖値スパイクという言葉は、耳にされたことありますか?
- 血糖値スパイク
- 血糖値が乱高下している状態。
聞きなれない言葉かもしれませんが、グルコーススパイクが当てはまる人は少なくありません。
- 《グルコーススパイクの仕組み》
- 糖質を一度にとることで、血糖値は短期間で急激に上昇。
- カラダがもとの状態に戻さなければと、血糖値を下げるホルモン(インスリン)を分泌。
- 調整がうまくいかずに、今度は血糖値が急下降。
高血糖、低血糖どちらもカラダにとっては危険な状態です。
カラダのリズムや調子を整えるために自律神経がはたらきますが、調整機能がうまく機能してこないと自律神経の乱れを招きます。
【こちらの記事も読まれています】