産休・育休に入る前に、職場の人から理解を得よう

新入社員や転職したばかりで入社1年目の社員が、まだ環境に慣れないうちに休業するのは、どんなイメージでしょうか。会社側からは、研修などで教えたことが無駄になってしまう、同期社員と足並みがそろわなくなる、人事を考え直す必要が出てくるといったとらえ方をされることがあるようです。

たしかに、仕事を任せたくて採用したのにすぐに休業に入るというのは、会社としてはがっかりする部分があるかもしれません。

産休・育休から職場に復帰したとき、「この人にしっかり産休・育休を取ってもらってよかった!」と思ってもらうためにも、まずは会社に産休・育休後はしっかり働きたいという意思を明確に伝えます。そして、休業に入るまでの期間は体調に気を付けながら、仕事を覚えるようにしたいですね。

きちんと休みつつ、感謝の気持ちも忘れずに

つわりなどの症状は人によって違いがありますが、無理をせずにつらいときはゆっくり休みましょう。休業前でも周囲の社員の協力や理解が不可欠です。感謝の気持ちを忘れないことも大切ですね。

産休・育休は、条件を満たしていれば誰でも取得する権利があります。しかし、自分が休むことで誰かの仕事が増えるかもしれないなど、上司や先輩社員、同期社員の気持ちも想像しながら、お互いに思いやりの気持ちを持てば、職場の良好な関係が保てるのではないでしょうか。

退職するのは最後の手段

入社1年目での妊娠は、先ほど述べたように、いろいろな受け取り方がされるようです。理解してくれる社員がいる一方で、上司や先輩社員、同期社員から嫌味を言われたりすることもあるかもしれません。

周囲からいろいろ言われることがストレスになるのは、妊婦にとっては大敵です。産休・育休取得後もその会社で仕事をしなければならないことを考え、産休・育休の取得をあきらめて退職する人もいます。

自分の身体を第一に考え、退職することもひとつの選択肢です。しかし、自分たちの生活や家族のためにも、そしてせっかく入社した会社に貢献していくためにも、産休・育休を取得し、その後はスムーズに職場復帰することも大切な選択肢と言えるでしょう。

準備を万端に、安心して産休・育休取得へ!

勤めて1年目でも、安心して産休・育休を取得するために知っておくべき知識をまとめました。国の制度を紹介しましたが、独自の充実した制度を設けている会社もあります。入社1年目でも安心して産休・育休を取得し、職場復帰してからも心地よく働けるように、ポイントを押さえておきましょう!

提供・UpU

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