ヨガのクラスに通ううちに「もっとヨガを勉強したい! ヨガを教えてみたい!」と思うのは自然なこと。
私自身もそうでした。
ここではインストラクター養成講座での私の実体験や、これからスクールを選ぶ方へぜひ知っておいてほしいスクール選びのポイントなどをご紹介。
ヨガインストラクター養成講座を受講した理由
私自身はヨガのインストラクターを目指していたわけではなく、今でもそうですが自分がヨガをすることが大好きで、ヨガのクラスに行くことが一番の趣味であり、ヨガは毎日のハッピータイムでしかありませんでした。
通っていたスタジオにはインストラクター養成講座があり「全米ヨガアライアンス200時間(RYT200)」を目指せることを知っていましたが、何年も無関心だったのです。
ところが、ある時、クラスの中でスタジオオーナーであり私の憧れのインストラクターでもある先生がこう話してくれました。
ヨガを学ぶ一番の近道は、
とにかくあなた自身が毎日ヨガを体験することと、
その体験を人に教えてみること
この一言で「養成講座を受けてみれば、もっとヨガを知ることができるのではないか」と考えるようになりました。
とはいえ、インストラクターになる気持ちはありませんでしたし、養成コースのためにお金を準備していたわけではありませんから悩みました。
しかし、そのスタジオでは数年に1回程度しか開催されない「短期集中養成講座」が2ヶ月後に開講されることを知り、思い切って応募したのです。
「土曜日だけ」「平日夜だけ」と、数ヶ月かけてRYT200を目指すコースもありましたが、この短期集中講座でしか会えない海外在中のインストラクターが参加するなどのメリットもありました。
問題は、1ヶ月も仕事を休めないこと。
申し込んだ後に、私は大胆にも退職を決意。
養成講座の後のことは何も考えていませんでしたが、仕事の方も心のどこかで「リセットしたいな」と考えていたのだと思います。
まさに全てがタイミングです。
ヨガインストラクター養成講座を2つも修了した理由
RYT200の1ヶ月の短期集中講座で(実質的には課題や実技テスト、提出物などの関係で2ヶ月くらいかかりました)大変勉強になったと同時に、ヨガの奥深さを知り、自分がヨガのスタートラインにも立てていないことを自覚しました。
しかし、養成講座の最終日の実技テストをすでに卒業していた先輩方が見にきていたのですが、その中の一人から声をかけられ「私がもう少ししたら産休に入るので、1つクラスを代行してもらえないか」と幸運すぎるお話をいただいたのです。
ヨガの実技テストはとてもデキが悪く、「こんなことではインストラクターにはなれないな〜」と自信喪失していたのですが、「どうせ無職だし、やってみるか」と軽い気持ちで引き受けました。
しかし、私はその代行でもうまくクラスを進められず、2回目の代行では生徒さんが1回目の半分くらいに減ってしまうほどでした。
1回目のRYT200を修了し、1年ほどは代行や友人に教えるなどして経験を重ねながらも、とてもスタジオのオーデイションを受ける自信が持てなかった私は、もう一度ゼロから勉強し直したいと考えるようになり、2回目のRYT200養成コースの受講を考えるようになりました。
2回目の養成コースについては、
- 最初に受講した養成講座で当時は再受講システムがなかったこと
- どうせお金を使うなら違う養成講座も体験したい
- 同じく1ヶ月の短期間で取り組みたい
- できればインド人からより本格的に学びたい
- 日本の養成講座ではなかなかできないこと(例えばクリアといって、鼻洗浄や腸洗浄をすること)をしてみたい
と考え、最初のRYT200終了の2年後に2回目のRYT200を海外で受講しました。
ヨガインストラクター養成講座は短期集中か長期でじっくり?
いずれも1ヶ月ちょっとの短期集中講座を選択しましたが、そのおかげで、その期間はヨガ以外のことは一切せずにヨガに集中することができました。
しかし、この期間は全く仕事ができませんので、収入面では不安しかありません。
一方、仕事をしながらヨガの養成講座を受講が可能かどうかは、向き不向きの個人差があると思います。
私の受講した養成講座はいずれも課題がたくさん出るタイプだったので、帰宅してから家族のことや仕事をする時間はまったく取れませんでした。
受講中は食事面もベジタリアンになったり断食をしたりする必要があったので、とても日常生活はできない状態でしたから私は短期集中でよかったと思っています。
- 《長期の養成講座のメリット》
- 時間をかけでゆっくり学ぶ方が身につく
- 日常生活を送りながらRYT200を修了できた
- 一生の友人や仲間ができた
- 先生との師弟関係が深くなった
長期の養成講座にも短期にはないメリットがたくさんあります。