井上真央『100万回 言えばよかった』は90万人超! “ガッカリドラマ”になる危険も?
2位は、TBS系「金曜ドラマ」枠で放送中の井上真央主演『100万回 言えばよかった』。井上演じる美容院店長、佐藤健演じる洋食店のシェフ、松山ケンイチ演じる刑事が数奇な運命に翻弄されながらも、奇跡を起こそうとするファンタジーラブストーリー。
井上にとって約5年半ぶりの民放連ドラ主演となるほか、NHK連続テレビ小説『おかえりモネ』の安達奈緒子氏によるオリジナル作品とあって注目度は高いが、世帯平均視聴率は7%台と微妙な数字が続いている。ただ、「TVer」のお気に入り数は91.2万人を記録しており、『ブラッシュアップライフ』の背中を追いかけている状況だ。
『100万回 言えばよかった』は当初“純愛ドラマ”の印象が強かったが、次第にサスペンス要素が強まり、ネット上では犯人の考察が盛り上がっている様子。視聴者の間では、荒川良々演じる洋食店のオーナーを怪しむ人が多いが、「もし本当に犯人が荒川良々だったら、そのまんますぎて盛り上がらない」との指摘も目立ち、ラストの展開次第では“ガッカリドラマ”と言われてしまう危険もありそうだ。
3位は、広瀬すず主演の恋愛ドラマ『夕暮れに、手をつなぐ』(TBS系)で、お気に入り数は79.4万人。世帯平均視聴率は第3話で5.9%まで落ち込むなど、やはり好調ではないが、若い世代からの人気の表れか、「TVer」では健闘を見せている。
大御所脚本家・北川悦吏子氏が手掛ける同ドラマは、宮崎の片田舎で育ったデザイナー志望の浅葱空豆(広瀬)と、コンポーザーとしてメジャーデビューを目指す海野音(King&Prince・永瀬廉)が運命的かつ衝撃的な出逢いを果たし、なぜか2人で下宿生活を送ることになるという内容。
最新話では空豆と音のキスシーンが描かれ、「キュンキュンする」と視聴者を喜ばせたが、一方で、時代錯誤とも思える古臭い演出や、差別的なセリフが物議を醸すことも少なくない。