3回目を終えてすでに勝ち目がなくなっていた先行のかまいたち軍は、“泣きの1回”を要望した。大悟(千鳥)は、ジャンポケ・太田が背中ジャンプで3回大縄を跳べればと条件をつけてそれを認める。太田がなぜかたびたび『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)などで披露している、あの背中ジャンプだ。が、太田はまったく跳べず。山内健司(かまいたち)の提案で、アタック西本が1回でも背中で跳べれば再チャレンジOKとなった。ぽっちゃり体型の西本。さすがに無理かと思われた。が、まさかの成功。奇跡である。
で、再チャレンジとなったかまいたち軍。15回跳べば千鳥軍を逆転できる。後攻の千鳥軍にプレッシャーをかけるためできるだけたくさん跳んでおきたいところだが、ここでさすがのミラクルを見せるのが森脇健児である。跳んでいる途中になぜか靴が脱げた森脇。縄に引っかかってしまう。なぜ靴が脱げたのか。裏奇跡である。
かまいたち軍の“泣きの1回”の記録は20回。かろうじて逆転した形だ。千鳥軍は7回跳べば再逆転で勝利できる。しかし、千鳥軍にはふくらはぎに爆弾を抱えた男がいた。和田まんじゅうである。すでに2回のチャレンジで93回跳んでいる和田。大柄の彼の体を支える足は、すでに限界に達していた。自力でジャンプするのは無理な様子だ。
絶体絶命。どうするか。千鳥やかまいたちの提案で、和田を抱えて跳べばOKということになった。尾形貴弘(パンサー)が和田を背負い、ほかのメンバーが和田や尾形の手足を持って跳ぶ作戦だ。身を寄せ合い、それこそひとつのまんじゅうのように一体になって跳ぶ芸人たち。無謀にも思えたこのチャレンジだが――見事8回跳んでしまった。クララが立ったならぬ、まんじゅうが跳んだ。ノブ(千鳥)が笑う。
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