外出自粛生活が続いた影響で、オシャレなスイーツやドリンクを自分で作って楽しむ「#おうちカフェ」がSNS上で流行中です。コスパの良さはもちろん、「作る過程も楽しい」と注目を集め、女優の桐谷美玲さんが手作りのバナナケーキをInstagramに投稿するなど流行は芸能界にも広がっています。そこで今回は自宅にいながら海外旅行気分を味わえる“おうちカフェ”メニューを紹介します。
韓国(1)「ダルゴナコーヒー」
ダルゴナコーヒーはSNS上で大人気の韓国発祥のコーヒーです。「ダルゴナ」とは、日本のお菓子でいう「カルメ焼き※」を韓国語で指す言葉。K-POPアイドルグループ・TWICEのメンバーが配信動画中に作るなど、韓国の芸能界でも人気を集めるドリンクです。
※カルメ焼き:ざらめ(結晶の粗い砂糖)に水を加えて溶かし、重曹を入れ膨らませてから固めたお菓子
ダルゴナコーヒーの作り方
「インスタントコーヒー:砂糖:水」を「1:1:1」の配合で作るのがポイントです。電動泡立て器(1人分であればミルクフォーマーで作ることも可能)があると短い時間で作ることができます。
【材料】
- インスタントコーヒー:大さじ1
- 砂糖:大さじ1
- 水:大さじ1
牛乳:好みの量
ボウルに「インスタントコーヒー・砂糖・水」を入れてふわふわになるまで混ぜる
- コップに牛乳を注ぎその上に1を乗せて完成
トッピングにバニラアイスを乗せたりインスタントコーヒーの代わりに抹茶やココアを使ったりするなど、抹茶ダルゴナやココアダルゴナにアレンジすればコーヒーが苦手な人でも安心です。
ただしインスタントコーヒー以外を使うとうまく泡立たないこともあるので、作るときは生クリームやメレンゲに抹茶やココアを加えて泡立てるのがいいでしょう。
コーヒーの苦さと砂糖の甘さが入り混じった苦甘さは、何ともクセになる味。ぜひお試しください!
韓国(2)「イチゴ飴」
2019年にSHIBUYA109に日本初のイチゴ飴専門店「Strawberry Fetish」がオープンするなど日本でもブームが到来しているのが「イチゴ飴」です。
フォトジェニックな外見だけでなく、パリパリとした食感で耳でも楽しめるため、多くのYouTuberがASMR動画の題材にしています。イチゴを数個竹串に刺して作るのが韓国の屋台風に見せるポイントです。
イチゴ飴の作り方
グラニュー糖と水を火にかけるだけ……と作り方自体はシンプルです。しかし飴が固まらなかったり焦げてしまったりするなど、意外と見本のように作るのが難しいイチゴ飴。ただ以下のコツをきちんと押さえておけば上手に作れますよ!
【材料】
- イチゴ:5粒
- グラニュー糖:50グラム
- 水:大さじ1
1.イチゴを洗い水分をふき取ったあと竹串に刺していく
イチゴに水がついたままだと飴が溶けやすくなります。キッチンペーパーなどでしっかりとふき取っておきましょう。
2.鍋にグラニュー糖と水を入れてかき混ぜてなじませてから中火にかける
火をつけたら決してかき混ぜないようにしましょう。砂糖が結晶化してしまい、溶けきらずイチゴをくぐらせる前に固まってしまいます。
3.沸騰して薄く色づいたら火から下ろしてイチゴをくぐらせる
薄く色づいてきたら火を止めイチゴをさっとくぐらせます。するとパリパリとした薄い膜の飴になります。飴の量を欲張ると固くて食べにくいイチゴ飴になるので注意。
4.クッキングシートの上に並べ常温で固まるのを待つ
同じレシピで、イチゴ以外にもみかんやマスカットなどさまざまなフルーツ飴を作ることができます。季節のフルーツで作るのも楽しそうですね!