3.まだ間に合う!小4からできる先取り勉強法

『PRIME』より引用
(画像=『PRIME』より引用)

ここまで、最上位クラスのリアルな現状を赤裸々に書きました。

我が子はもう今年から入学…。お金も時間もかかるし、今更先取りなんて無理だわ…。

と、思った人も多いでしょう。

確かに、上に記した先取り方法は【幼児期から長期的なスパン】で取り組む必要があるため、既に入塾間近な子には不向きです。

でも、大丈夫!まだ諦めるのは早いです。

先取りなしでも、順調に成績を伸ばすこは一定数います。その子達はどんな学習をしているのか?詳しくお伝えしていきます。

(1)塾のカリキュラムの1~2単元先を”予習”する

「今更先取りなんて間に合わない…。」という場合、”予習”の徹底をおすすめします。

特に中学受験の算数を”予習なし”で学ぶのは無謀です。それはなぜか?

塾ではテキストの全てを習うわけではないからです。

知らない人には驚愕の事実かもしれませんが、大手塾ではテキストの全てを基礎~応用まで丁寧に教えることはしません。

例えば、最上位クラスでは基礎には一切手を付けず、いきなり練習問題や応用問題に取り組みます。反対に中堅クラスでは、基礎は教えますが応用までは手が回りません。

そのため、予習なしでは塾の授業についていくのが難しくなります。そして起こるのが、 ”塾へのクレーム”です。

「どうして丁寧に教えてくれないんですが?」、「これじゃ、お金を払っている意味がありません。」などは、塾へのクレームでよくあるパターンです。でも、大手塾はこのような親子をすくい上げることはしません。

「成績が上がらない!」とクレームを入れる親子を待っているのは、塾を転々として最終的には中学受験から撤退…。という末路なんてことも少なくないのです。

親がやるべきことは、「成績が上がらない…。」とクレームを入れることではなく、予習&復習のリズムを確立させてあげることです。

小4からでも以下の方法で予習を行えば、塾の授業にちゃんとついていけます。算数だけでいいので、予習を習慣づけましょう。コツは、塾の1~2単元先を目安にコンスタントに予習を続けることです!

効率的な算数予習の進め方
  • 予習は比較的時間のある土日に行う
  • 長期休暇は”予習のベストタイミング”
  • 出来る子は長期休暇に”復習”ではなく”予習”をしている!
  • 予習の段階で全て理解する必要はない
  • 予習は分からない箇所をハッキリさせるイメージで行う
  • 授業で分からない箇所を分かるようにする
  • それでも分からない時は先生に質問へいく

(2)長期休暇だけでも塾プラスαの強化を!

先にお伝えししたように、時間がある長期休暇は絶好の予習チャンスです。

長期休暇中だけでも ”家庭教師””個別指導”を利用して、ここぞとばかりに予習を進めてみましょう。塾の冬期講習や夏期講習に参加するのもいいですが、思い切ってそちらは不参加にするのも手です。

ライターK

夏期講習や冬期講習はテキストだけ購入して家でやるのも手!予習は一人では難しいので、プロを頼りましょう。

(3)番外編:理・社は復習メイン!”クイズ”が効く

理・社は予習は必要なし!というより、算数以外を予習する時間はほぼないので、復習メインで学習しましょう。

ただし、理・社を子ども任せにしておくと悲惨な結果になります…。

まず、10歳の子に暗記系科目(理科は計算もありますが)を一人でさせるのは酷です。ポイントをまとめて覚える作業は、子どもには難しすぎます。「覚えたー!」と言っていても、実はテキストを読んで覚えたつもりになっているだけのことが多々あります。

そこでおすすめなのが、理・社クイズです。

親がテキストを読んで大事なポイントを”クイズ”にして出題してあげましょう。問題を解くのは嫌がるくせに、クイズにするとビックリするくらいはかどりますよ!

4.絶対ダメ!中学受験の危険な先取り方

最後に、絶対にしてはいけない”誤った先取り方”をお伝えします。

(1)焦って小4から急に先取りをさせる

周囲の優秀さに焦りを感じ、慌てて先取りを始めるのはよくありません。

これまで学校の宿題しかしたことがない子が、塾の先取りをするのは無謀です。先取りよりも直近の”予習”に力を入れてコツコツ地道に頑張りましょう。

無理な先取りは子どもやる気を削ぐばかりか、自己肯定感を傷つけることも少なくありません。

『PRIME』より引用
(画像=『PRIME』より引用)

親は常に冷静さを保ち、子どもの様子をよく観察することが大事です。

ライターK

私自身、子どもの成績で一喜一憂していた時期がありました。でもそれって凄く疲れますし、何より無意味です!心配や不安を感じたら、コーヒーでも飲んでリラックスするようにしています。

(2)親による自己流の先取り

「小学生の勉強だろ?それくらい俺が教えるよ。」

『PRIME』より引用
(画像=『PRIME』より引用)

はい。何も知らないパパの登場。中学受験あるあるですね。(笑)

パパが中学受験経験者で教えるのかなり上手。おまけに夜は18時には帰宅して、子どものペース配分を考えながら教えることができる。そんなスーパーパパなら話は別ですが、多くの場合”自己流の先取り”はうまくいきません。

むしろ、状況をさらに搔きまわして悪化させるのがおちです。

「こんな問題も分からないのか?」、「そんな面倒くさいやり方はしないで、方程式を使えばいいんだよ。」こうなるともう最悪!子どもの勉強が原因で夫婦喧嘩にまで発展します。

悪いことは言いません。素人の”自己流の先取り”はやめておいた方が無難でしょう…。

(3)小さい頃から勉強漬けにする

幼児期からコツコツ地道に先取りをする。このような話を聞くと、【小さいころから勉強漬けにすること】と勘違いする人がいますが、決してそうではありません。

何度も言いますが、中学受験の先取りは長期スパンでコツコツ行うからこそ効果が出ます。幼児期は、のんびり楽しく学習の土台を育む時期です。無理に勉強をさせるのではなく、とにかく褒めて勉強の楽しさを教えましょう。

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『PRIME』より引用
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中学受験の先取りはよく調べてから!焦らずコツコツが大事

『PRIME』より引用
(画像=『PRIME』より引用)

【中学受験は”先取り”が当たり前。】これから入塾する子を持つ親には、とてもプレッシャーに感じる言葉ですよね。

それでもこの記事を書いたのは、塾のリアルを知って欲しかったからです。入塾してみて「こんなはずじゃなかった…。」と思うより、最初から身構えていた方が精神的にも楽です。

確かに先取りをしている子は一定数いますが、全員ではありません。入塾してから地道に頑張り、第一志望合格を手にした子も大勢いまず。

中学受験は焦らずコツコツ!まずは予習&復習のリズムが確立できるよう、お子さまをサポートしてあげましょう。

PRIMEでは、ママ達の負担が軽くなるよう気軽に使えるママ相談室を開設しています!子育てに行き詰まったり、一息つきたくなったら、よろしければお気軽に利用してみてくださいね!


一人で悩んでいるママやワーママへ。

PRIME編集部のワーママ歴14年目現役ワーママと話してみませんか?

家事・育児・仕事・妻としてー結婚した女性にはたくさんの役目がついてきますよね。

そしてそれは一つ一つは大したことがなくても、初めての経験だったり、積み重なったすることで少しづつ複雑に絡み合いながら女性の負担になっていったりします。

そして心に抱えたもやもやを吐き出す場所がなく悩んでいる人もたくさんいます。

私自身は第一子を妊娠するまで東京都内にあるそこそこ大きな会社の社畜でした。

しかしママになったことをきっかけに、働くこと、キャリアを続けること、子どもを育てること、夫や実家との関係、あらゆる課題が私に降りかかってきました。

また、ワーママの名札をつけたことで理不尽なことや自分の中の葛藤とも戦うことになりました。もちろん、育休明けは保育園に預けた後、泣く我が子を思っては泣く日々。

そうやって社会や自分に対して色んなことを感じながらも、当時はどこかで折り合いをつけ自分を納得させていたと思います。

でも、時間が経つにつれ我慢やもやもやに嫌気がさし、子どもも大切にしつつ「自分のことも幸せにしてやろう!」という考えに変わりました。

そこに至るまでは、近すぎるゆえ同僚やママ友には言えないこともたくさんありましたが、人に話を聞いてもらうことで少しだけ明日の活力になったことも事実。

女性は話すことで気持ちや考えがふと軽くなったり、結論は出なくとも前向きになれることが意外とありますよね。

もし、これをご覧になっている方で「こんなこと相談していいのかな?」「身近な人には言えない」などの悩んでいる方がいたら、PRIME編集部に気軽に話してみませんか?

もしご希望があれば、ZOOMで30分~1時間ほど、PRIME編集部の現役ワーママミイ又はみわが対応させていただきます。

私たちPRIME編集部のスタッフも、同じく母として妻としてワーママとして色んな葛藤と闘いながら生きてきた同じ女性です。その経験を糧に、女性のあらゆる生き方に寄り添い肯定していきたいと本気で思い「PRIME」を運営しています。

どうぞお気軽に、言いたいこと、聞きたいことを話してください!

提供・PRIME



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