若手女優として評価を受けているのはもちろんだが、ここにきてMCとしての能力が評価されることになった橋本。しかし、橋本をブレイク前から知るアイドルファンたちの間では“当然の結果”と囁かれている。

「世間的には、2ちゃんねるやツイッターで拡散された“奇跡の一枚”でブレイクしたとされている橋本さんですが、実はそれよりも前にコアなアイドルファンの間では“とんでもなくMCが上手い中学生がいる”と話題になっていたんです」(アイドル雑誌編集者)

 橋本の“奇跡の一枚”が話題になったのは13年11月頃。橋本は当時中学3年生で、福岡で活動するアイドルグループRev. from DVLのメンバーとして活動していた。一方、橋本のMCスキルの高さが話題になったのは、その1年前の12年11月のこと。昨年の紅白歌合戦のおよそ10年も前だ。

「12年11月に東京で『第3回アイドル横丁祭!!』という複数のアイドルグループが出演するイベントが開催され、中学2年生だった橋本環奈さんも出ていました。ほぼ無名に近かった橋本さんは“中学生アイドルうた姫決定戦”という中学生のアイドルたちが出場するコーナーのMCを務めていて、その仕切っぷりが抜きん出てうまかったんです。見た目は幼い雰囲気の女子中学生なのに、今と変わらぬハスキーボイスで本当にテキパキコーナーを仕切っていく。トークも淀みないし、客もしっかり煽るしで、“誰だ、あの達者な女子中学生は!?”と関係者やファンに衝撃を与えたものです」(同)