木本の説明によれば、事の経緯は、20代の自称FXトレーダー・A氏からFX投資を勧誘されたこと。そこでA氏に合計10人分約1億7000万円を預けたが、その後、A氏と連絡がつかなくなったっという。

 途方に暮れるなか、今度は10年来の友人というアパレル会社元社長のM氏から“FXの損失を取り戻せる”と不動産投資を勧誘され、計4人分5億円強を投資。だが、M氏とも連絡がつかなくなったという。

「木本にお金を預けた人のなかには、吉本興業所属の『平成ノブシコブシ』吉村崇をはじめ、芸人仲間も多く、トラブルの発覚を受けて、木本が所属していた松竹芸能は事実上、契約を解除しました。その後、M氏は、1億6000万円を返済したものの、残りに関しては、『返済する資金がない』という内容証明を木本側に送り付けてきた以降、雲隠れしてしまったそうです」(スポーツ紙記者)

 だが、年末になって事態に進展があったという。