ヨガインストラクター・オーディションのイメージを抜かりなく想定しておく
ヨガインストラクターの面接は、マンツーマンの場合と複数人で同時に行うオーディション形式の2種類が主な方法です。
先に紹介した理由の①と②はオーディション形式であることが多く、③の場合はマンツーマンで、というのが多いでしょう。
いずれにせよ、面接やオーディションで行うことは「実際にクラスをやってください」ということがほとんど。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
オーディション形式の面接の対策
オーディションは次の2つのケースが多いので、どちらの場合になっても良いように事前にしっかり準備をしておく必要があります。
パターン1:パートを分けるオーディション
例えば、複数人が同時に集められてオーディションをする場合は「一人5分ずつ」と時間を区切られて、集められた人が順々に前に出てインストラクションし、全員で60分のクラスを完成させる、というのが一般的です。
この時にトップバッターになってしまうとウォームアップを担当することになりますし、真ん中になるといきなりピークポーズを担当することになりますし、最後になってしまうとシャバアーサナや瞑想が担当になるでしょう。
つまり、どのパートになっても堂々とクラスを提供できるスキルがないと、このオーディションでの合格を勝ち取るのは厳しいといえます。
パターン2:短いクラスを行うオーディション
また全員平等に「10分間のクラスを自由に前で行なってください」というオーディションもよくあります。
この場合は10分をウォームアップで終えてしまった、ポーズはできずに話していたら終わってしまった、ということがないようにしましょう。
いつもの60分程度のクラスを10分に凝縮したらどうなるか、しっかり準備して最大にアピールすることが大切です。
マンツーマンの面接の対策
マンツーマンの場合も、スタジオオーナーや人事担当者にモデルクラスを見せることがほとんど。
なので、イメージどおりのクラスができるように準備しておく必要があります。
また、複数人で行うオーディション中に別の応募者が前でインストラクションをしている間、他の応募者は生徒役になるわけですが、その間も真剣にヨガをしているかどうか、アーサナのレベルなど採用側はチェックをしています。
自分が前に出る番ではないからと気を抜くのもNG。
ヨガへの取り組み、他者への礼儀正しさやマナーなどは、面接のはじめから終わりまでチェックされているものです。
ヨガインストラクター面接中に自信をなくしてしまう想定と対策も!
オーディションの最中、先に前に出た応募者であるインストラクターがとてもかっこよかったり、おしゃれなウエアを着ていたり、あまりに堂々としていたりして、どんどん自分に自信をなくしてしまい、自分の番になったらいつもの力が発揮できなかった、というのもよく聞く話です。
あるいは、オーディションクラスの最中に生徒役の人から「よくわかりません」と意地悪な声がけをされる、「足がつりました」と想定外のハプニングが起こった設定を押し込まれた、というのもよくあります。
こういう時にパニックにならないように、面接時までにはなんどもイメトレをし、ウエア、話し方、声の出し方、想定外のハプニングへの回答などを納得のいくまで準備し、当日は人と自分を比べず堂々と自分のヨガを披露するしかありません。
結局、まったくの新人インストラクターより経験者の方が採用されやすいのは、こういった場面の場数を踏んでいて、対処がスマートだからです。
とはいえ経験が浅くても、そこは練習でカバーできますので頑張ってください!
面接を突破してヨガインストラクターとして活躍しよう
オーディションの場合も、マンツーマンの面接の場合も、あなたが実際に提供クラスを見てもらうわけですから緊張して当然。
ポイントは、採用者を採用者と思わず、大切な生徒さんだと思ってクラスを披露することです。
そうすれば自然と必要なインストラクションや声がけもできるでしょうし、過緊張にならずにすみますよ。
提供・yoganess
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