ヨガインストラクターの資格を取得し終えて、これからインストラクターとしてスタジオに就職・契約するぞ!
と期待を胸に膨らませている方に、今回はヨガインストラクターの面接を突破するのに重要なポイントをご紹介。
ヨガインストラクターの面接は一般企業の面接とは大きく異なるので、この記事を読んでぜひ心の準備に役立ててください。
ヨガインストラクターの面接に履歴書は関係ない!スタジオにマッチした人材かどうか
ヨガインストラクターの面接と一般企業の面接の大きな違いは、履歴書=これまでの学歴や職歴がまったく関係ないということです。
実際、ヨガインストラクターにどんな人がいるかといえば、学歴でいうと中卒から大学院卒までと幅広いです。
前職も一般的なサラリーマンも入れば医師などの専門職だったという人もいたり、就職経験はなく「フリーター」や「引きこもりだった」という人までいて、バックグラウンドも実にさまざま。
過去の経歴や学歴、また年齢も性別も国籍も関係なく、ヨガインストラクターという仕事には就くことができるのです。
では、採用するスタジオ側は何を合否のポイントにしているかといえば、「自分のスタジオの集客に役立つかどうか」の1点のみです。
ヨガインストラクター募集の理由を面接前に問い合わせ
人材募集をかけているスタジオに応募するのであれば、まずは「どんなヨガインストラクターを求めているか」を事前にメールなどで問い合わせてみると良いでしょう。
なぜなら、スタジオの養成クラスの卒業生や、代行(回数を決めた契約)でインストラクターを募集するのではなく、わざわざ外部から人材を募集する主な理由は3つ考えられるからです。
その3つとは、以下の通り。
【スタジオの人材募集の3つの理由】
- クラス数や新たなスタジオを増やしたいから
- 既存のインストラクターが退職するので代わりが必要だから
- それぞれポイントを見てみましょう。
- 理由①:クラス数や新たなスタジオを増やしたいから
⇒とにかく一定レベル以上のインストラクターを求めている可能性がある。
経験が少なくても採用される確率は高いです。
- 理由②:既存のインストラクターが退職するので代わりが必要だから
⇒既存の生徒さんを失わないよう、現在のインストラクターに近いクラスが提供できるインストラクターを求めている。
自分が退職者に近いクラスを提供できるかどうかを知っておく必要があります。
例えば、今担当している先生が女性で、マタニティクラスを教えている場合、新人でマタニティヨガを教えられない人が採用されることはないでしょう。
- 理由③:新しいサービスを提供したいから
⇒すでに行なっているクラスとは違い、ちょっとひねりのある(例えば「アロマ」「シニア」「マタニティ」「産後」「リストラティブ」「ホイール」「陰陽」「ハンモック」など)ヨガクラスを求めている可能性が高い。
自分にどんなヨガが提供できるか棚卸し、面接に臨む準備をする必要があります。
ヨガインストラクターの求人において「応募→不採用」であったとしても、それはあなたのヨガインストラクターとしてのレベルが問題なのではなく、募集をかけているスタジオのニーズとあっていないからということがほとんどです。
ですから事前に「募集を拝見しましたが、今回どういう理由で新しいインストラクターを募集されているのでしょうか?」ということを問い合わせてみるべきです。
そして「スタジオのニーズを満たせますよ」ということを面接時にきちんとアピールできれば、合格の可能性がグッと高くなります。