夫婦の寝室事情

『DRESSY』より引用
(画像=Pixabay,『DRESSY』より引用)

あるアンケートの調査によると、夫婦の寝室が同室であるカップルが約73%、別寝室であるカップルが約27%という結果が出ています。このことからもお分かりいただけるかと思いますが、日本では寝室を同室にするカップルが圧倒的に多いことが伺えます。

さらに年代別で見ていくと、20代:90%、30代:72%、40代:64%、50代:63%のカップルが寝室を同室にしているという結果も出ています。やはり20代をピークに年齢を重ねるごとに別室の割合もやや増えてはいくものの同室の割合が60%を切ることはありません*

但し、この背景には単に夫婦仲が良いからというわけではなく、なんとなく新婚当初からの流れがそのまま続いている場合や部屋の間取り上、仕方がなくっといった場合もあります!いずれにせよ、夫婦で寝室を分ける必要性を感じていないのは、事実であるようです◎

夫婦が寝室を別にしたいと考える理由

『DRESSY』より引用
(画像=Pixabay,『DRESSY』より引用)

まだまだ夫婦別寝室を選ぶカップルが少ない日本ですが、あえて夫婦別室を選んだカップルは、どんな理由があり夫婦で寝室を別にしたいと考えるようになったのでしょうか?

もちろん「別々に寝たいな」と思う理由はさまざまですが、大きく分けると以下の通りです*


1:睡眠の質や健康面に関する理由
2:コミュニケーションに関する理由

1:睡眠の質を向上させるため

『DRESSY』より引用
(画像=Pixabay,『DRESSY』より引用)

一つ目の理由は睡眠の室や健康面を考えての別室です。例えば、残業や夜勤で夫婦の生活スタイルが異なる場合や、どちらか一方のいびきや寝相が悪い場合など、別室を考えるカップルが多いようです*

また、お子さまの授乳期など、お子さまの夜泣きが激しい場合も、翌日仕事に行く男性側を思い、女性側が配慮し別室を選ぶこともあるようですね!

睡眠の質は翌日のパフォーマンスに大きく影響するだけではありません。人は寝不足が続くと、どうしてもイライラしがちになり、寝不足が原因で夫婦仲が悪化することも考えられます。そうなる前に早い段階でお互いに配慮し合った結果、夫婦別室を選ぶのは、良いことなのかもしれません◎

2:コミュニケーションに関する問題

『DRESSY』より引用
(画像=Pixabay,『DRESSY』より引用)

二つ目の理由は、睡眠時の環境などコミュニケーションに関する問題です。夫婦と言えど、育ってきた環境は人それぞれなので、就寝時に寝室に灯りが必要な方とそうでない方、また音楽を流した方がリラックスでじる方とそうでない方など、本当にさまざまです*

また、暑がりな方と寒がりな方とでは、希望する部屋の設定温度が異なるため、我慢をするくらいであれば「夫婦で寝室を別室にしたい」と考えるようですね!この場合も、お互いの睡眠環境を改善するための選択なので、別寝室だから夫婦仲が悪いといったことには繋がりません!

しかし、同じコミュニケーションに関する問題であっても、「相手の存在が嫌」と言う理由が夫婦別室を選ぶのであれば注意が必要です。今後も一緒に暮らしていくことを考えるのであれば、双方が夫婦仲改善に努める努力が必要になります*