真鍋昌平先生の漫画「闇金ウシジマくん」が公式YouTubeチャンネルで漫画の絵に声優さんの声を入れて2、3日に1度動画が更新されている。元々は「ビックコミックスピリッツ」で連載しており、後に出たコミックは全46巻で2000万部以上の売り上げを記録し映画化もされた。

 金融屋をやっているウシジマが10日で5割の異常な金利でお金を貸すのだが、借りに来る人間は後を絶たない。ギャンブル中毒者、見栄でブランド品を買い続ける女、ねずみ講にハマる男、株、人は金を求め続ける。人生1度は見栄だらけの人間に会う事があるので、物語に吸い込まれてしまう。

 連載が始まった2004年から現在まで根強い人気を誇る闇金ウシジマくんは、なぜこんなにも中毒性があるのだろうか。決して内容は後味のいいものではなく、ハッピーエンドで終わる事はめったにない。人間が誰しも直面する金欠。主人公が「金」だからというのが1つインパクトを与えている。