「将来のためにも資格をとりたい」何が起こるか分からないご時世だからこそ資格取得を考える一方、フルタイムで働いて資格勉強なんて無理かも。と不安に思う方も多いのではないでしょうか。 そこで今回は、約2年半、資格取得のために格闘した元OLの筆者が仕事と資格勉強の両立のためにリアルにやって良かった事を3つご紹介します。

1.じっくり学ぶもの、隙間時間で学べるものに振り分ける

勉強というと机に向かって…というイメージがあるかもしれませんが何もそれだけが勉強ではありません。それに、机に向かって勉強する時間を確保しようとするだけでハードルが高い…と挫折してしまう方も多いのでは?

そこで試して頂いたのが「座ってじっくり取り組まなければいけないもの、これは隙間時間でもできるもの」と勉強する内容を振り分けること。

筆者の場合は過去問をお手製の単語帳にし、暇さえあれば単語帳を見て問題を解いていました。これは隙間時間でできるもの。

対して、じっくり勉強するものは過去問で何度もつまづく問題の理解を深めるために使いました。何故間違ったのかの原因を探ったり理解を深めたりするためには、ある程度時間が必要です。ですから、これは隙間時間ではなく、落ち着いて勉強できる時間にやることに振り分けました。

勉強する時間が取れない…と諦める前にぜひこの方法を試してみることをオススメします。

2.勉強する時間を毎日のルーティーンに組み込む

ただでさえも仕事で疲れている毎日、その中で筆者がどのようにして勉強時間を確保していたかというと、強制的に予定に組み込んで実践することでした。

勉強を始めた当初は「時間ができたら勉強しよう」と考えていましたが、そういう心持ちでは当たり前ですが勉強する時間は後回しになってしまう一方。そして勉強をしない自分にも嫌気がさして悪循環に陥ってしまいました。

そこで「平日の始業前の1時間はカフェに、退勤後は2時間程度カフェで勉強をする!」と自分と約束をして、この時間は何が何でも勉強する時間に充てていました。

人は弱い生き物です。
ですから、この期間は少し厳しい目標を自分に課すという事も必要かもしれません。
こうやって自分と決めごとをして達成することで「やればできるじゃん!」と自分に自信がついてくるはずです。

それに、辛い、しんどい、休みたい…という気持ちと戦いながら踏ん張った経験はこれからのあなたの人生の糧になるのではないでしょうか。実際、私もあの時の経験が今の自分を支えているといっても過言ではありません。