ところで、女子陸上界にスター誕生の予感。ドルーリー朱瑛里という
「全国都道府県対抗女子駅伝で17人抜きの驚異的な走りで一躍注目の人となった津山市立鶴山中学3年のドルーリー朱瑛里(しぇり)選手が29日、岡山市内であった県内市町村対抗の『晴れの国岡山駅伝競争大会』に津山市の代表として出場した。地元・岡山でのレースでも区間新となる快走を見せた」(朝日新聞DIGITAL1/30(月) 10:40配信)
カナダ人の父と日本人の母を持つ美形である。それにまだ15歳。これからの活躍が楽しみな逸材である。
だが、彼女の母は、新潮に対して、
「報道が過熱して、生活もしづらいですし、身の危険も感じています」
と話している。
彼女、頭の回転もいいそうだ。彼女が通う鶴山中学の女子陸上部の部員はたったの3人。
練習メニューは自分で考え、昨年の駅伝に貧血で出場できなかったため、自分で栄養バランスを考えるというから素晴らしい。
父親が英会話教室を開いているというから当たり前なのだろうが、昨年、英検準2級に合格し、成績はオール5だそうである。
さらに、水彩画にも才能があり、既に2つのコンクールで入賞しているというのだから、まさに文武両道プラス才色兼備。
プレッシャーで潰れないように、メディアもそっと見守るべきだろう。
ところで、私はスポニチをとっているが、このところの一面は、羽生善治と藤井聡太との王将戦が多い。
これまで、将棋がスポーツ紙の一面を飾るのはめずらしいが、藤井時代になって、将棋に興味のない人も関心を持ってきたということか。
今回は、天才という名をほしいままにしてきた羽生が、52歳にして勝つと、大山康晴十五世名人と並ぶという。
大山時代は知っているが、彼が強すぎて、将棋を見る気がしなくなったことを覚えている。
藤井も大山になるか。それとも、羽生が大山と並んで50歳を超えて王将になるか。
前評判は藤井絶対優利だった。一局は藤井が勝ったが、二局で羽生が意地を見せた。
羽生は、藤井に負けず劣らずAI将棋で研究しているというが、ここに賭ける意気込みが伝わってくる好勝負だったらしい。
だが、3局で藤井が勝ち、どうやら大勢は決したようではある。
私は、羽生という人には会ったことはないが、故・米長邦雄のような権力欲はなさそうで、人柄の良さがテレビからも伝わってくる。
このままずるずる負けてしまうのか、一矢を報いるのか。私は、羽生を応援しているのだが。