面接中のマナーについて

ここまで最低限押さえておきたいマナーについてご紹介してきました。
ここから、最重要課題である「面接中の基礎マナー」についてお伝えしていこうと思います。

その①相手の目を見てハキハキ話す

目を見て話すことは、対人コミュニケーションの基本の「き」です。常に、相手の目を見てハキハキと話すことを心がけるようにしましょう。

面接官は複数いることが多いですが、各々の目をきちんと見るようにして話をしましょう。
「大人しいタイプなのはわかりますが、目を見て話せないのはちょっとね…」という理由でさくっと面接NGになる転職者は、読者の皆さんが思っているよりずっと多いのです。

目を合わさずボソボソと話していると、印象が悪くなるだけでなく、意図とは違うニュアンスで受け取られてしまうかもしれません。(そしてそれは、大抵良くないニュアンスになってしまっていることが多いです)

その②話をしっかり聞き、端的に話す

面接官の話をしっかり聞き、質問や話の意図を理解したうえで、端的な回答を心掛けましょう。
また、質問に答えるだけではなく、質問の意図を理解した上でプラスアルファの返答をするように心掛けると評価がぐっと上がります。

面接時は緊張するものですが、自分のことをわかってもらいたくて口数が多くなるタイプの方もいます。説明が足りないと思い、ついダラダラ話す方も…。どうしても主語と述語が離れてしまいがちになり、聞き手側にはますます理解しにくくなってしまいます。1センテンスを短めに話すように心がけてみましょう。

その③企業の社風に合わせる

当然ながら、企業ごとに社風は異なります。
例えば、一般的に社風が堅い、歴史の長い銀行や商社等の一部大手企業などでは、夏であってもジャケットとネクタイ着用が必須とされています。

一方、Web系の企業やゲーム関連の企業、動画配信等のエンタメ系等の企業は、ビジネスカジュアルな服装でもOKにしている企業が少なくありません。こういった企業にガチガチのビジネススーツで固めて面接に行くと、逆に「あの転職者は堅すぎてうちの社風に合わない」と受け取られ、評価がマイナスになることがあるので要注意です。

このあたりは、転職エージェントの情報を上手に活用すべきですが、もしも直接応募を検討しているのであれば、ウィークデーにその会社のオフィス周辺に足を運び、社員たちがどんな服装で出勤しているか確認してみることをお勧めします。自分の服装がその社員たちの間で浮かないか?を把握し、適切な服装を心掛けましょう。

いかがでしたか?
「当たり前のことばっかり書いてあった」と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、その「当たり前」が出来ずに、お見送りされる転職者が多いことも事実です。

「もったいない転職活動」が1つでも減りますように。

それでは、またお会いしましょう!
キャリアアドバイザーA

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