オートミールのふやかし方|コツ7つ

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

オートミールには加工方法によって種類があり、それぞれに適したふやかし方があります。

これを間違うと「オートミール嫌い」になってしまう可能性も。

オートミールは毎日主食を置き換えるだけで健康的な食生活ができる、理想的な食品です。

長く続けるためにもぜひ次に挙げるコツをマスターして、おいしいオートミール料理を楽しんでくださいね。

鍋で調理する時のコツ

まずは鍋を使って調理する時のコツから。

コツ1:加熱しすぎに注意

鍋を使ってオートミールをふやかす場合は、加熱時間が長すぎると粘り気が強く出てドロッとした仕上がりになるので注意が必要です。

サラリとした食感が好きな方は加熱時間を短めにしましょう。

次にオートミールの加工方法の種類別に加熱時間を表にまとめました。

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

お米で作った水分の少ないおかゆのように、もったりとしたトロミが好きな方は上記より長く加熱してもOK。

ただし、かき混ぜながら加熱しないと焦げ付きの原因になりますのでご注意ください。

電子レンジ加熱する時のコツ

電子レンジでオートミールをふやかす場合は、他の方法に比べるとコツが必要になります。

コツ2:器は底が平らで大き目を選ぶ

電子レンジでオートミールをふやかす際、使用する器は大き目で底が平らなものを選びましょう。

大き目の器を使用する理由は吹きこぼれやすいから。

また、底が平たい器を使用するのはオートミールを均等に柔らかくするためと、団子状に固まるのを防ぐためです。

もし底の狭い器で水分量を少な目で作る場合は、オートミールをドーナッツ状になるように入れると失敗しにくいでしょう。

コツ3:具は混ぜずに加熱する

オートミールに具を入れて加熱する場合は、具を混ぜ込まずに上にのせた状態で加熱してください。

オートミールが水分に浸っていないと、そこだけふやけずに固く仕上がるからです。

炊飯器で炊き込みご飯を作る時も、具を混ぜ込まずに米の上にのせたままで加熱しますよね。

それと同じ理由です。

コツ4:種類別に加熱時間を調整

鍋で調理する場合と同じように、電子レンジもオートミールの加工方法によって加熱時間が大きく異なります。

下記は電子レンジでオートミールをふやかす場合、加熱時間の参考例です。

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

※オートミール30g、水分150ccの場合
※器の大きさや電子レンジの機種によって加熱時間は異なります。

電子レンジでの加熱時間は次のような条件で変わってきます。

  • オートミールのメーカーによって異なる
  • 水より牛乳・豆乳などは時間がかかる
  • ラップをかけると短時間で仕上がる
  • 具が多いとその分時間がかかる

例えば、同じロールドオーツでも、メーカーによって加熱時間が違ってきます。

何度か試しながら、自分にとってベストの仕上がり加減を探してください。

コツ5:吹きこぼれに注意

オートミールを電子レンジで加熱する場合、柔らかめに仕上げようとするとかなりの確率で吹きこぼれてしまいます。

朝の忙しい時間だと、一気にテンションが下がってしまいますよね。

大き目の器を使用すれば防げるのですが、慣れないうちは様子を見ながら加熱しましょう。

コツ6:加熱後はすぐに混ぜる

オートミールを電子レンジで加熱した後は、すぐに混ぜないとほぐしにくくなります。

特に水分量が少ない時は、冷めると団子状になってしまうので注意が必要。

また、電子レンジでオートミールをふやかした場合、水分量が少ないほど粘り気が器にこびりついて落ちにくくなります。

空いた器はすぐに水につけておきましょう。

オーバーナイトオーツのコツ

オートミールをふやかすコツ7つ、最後はオーバーナイトオーツの場合です。

コツ7:浸しておく時間は種類による

オーバーナイトオーツは、オートミールを水分に浸してからふやけるまでにかかる時間が、加工方法によって大きく異なります。

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

上記のように、早めに仕込んでおけるのならロールドオーツでも大丈夫ですが、すぐに食べたい時はインスタントオーツがおすすめです。

加工方法の種類別ふやかし方まとめ

オートミールのふやかし方のコツ7つをご紹介しましたが、これだけを見ると「ロールドオーツはふやかすのに時間がかかるから面倒だな」と感じるかもしれません。

確かにロールドオーツは粒が大きいため、ふやかすのに時間がかかりますが次のようなメリットもあります。

  • 消化に時間がかかるのでダイエットに向いている
  • かみごたえがあるので、米化するとご飯のように食べられる。
  • 粘りが出にくい
  • クイックオーツやインスタントオーツが苦手な人でも、ロールドオーツならおいしく食べられる場合がある
  • アレンジがしやすい

上記のように、ロールドオーツもたくさんの魅力があります。

次は、オートミールをご飯のように食べたい人におすすめの「米化」について解説しましょう。

オートミールを米化すればアレンジ無限

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

オートミールは水分量を控えめにしてふやかすと、ご飯のようにふっくらと仕上がります。

オートミールを米化する方法

オートミールを米化する手順は次のとおり。

  1. 器にオートミールと水(オートミールの重量の1.5倍強)を入れる
  2. 電子レンジで1分~1分半加熱する

これだけで、オートミールがふっくらと膨らんでご飯のようになります。

水の量はオートミール30gの場合、45cc~50ccくらいが適当でしょう。

ラップを使用する場合は水の量を控えめにしてください。

ご飯の食感に近づけるポイント

オートミールを米化する時、ロールドオーツを使用すると粒感がしっかりしているのでご飯に近い食感になります。

そしてもうワンランクアップさせるなら、ロールドオーツとクイックオーツをブレンドすると、粘りが出て良い感じに。

ブレンドする時はふやけにくいロールドオーツを器の底に入れ、その上にクイックオーツをのせて混ぜずに加熱すると全体に火が通りやすくなります。

米化したオートミールの食べ方

米化したオートミールは、普通のご飯と同じようにアレンジ自在です。

  • カレーライス
  • 丼物
  • チャーハン
  • おにぎり

上記のようにアレンジするのもいいのですが、お漬物やつくだ煮、ふりかけなど「ご飯のお供」を添えるだけでも十分おいしく食べられます。

「ご飯を炊くのを忘れてた!」という時、オートミールなら1~2分で米化できるのでとても便利です。

まとめ

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

本記事では「オートミールのふやかし方3種類」と「ふやかすコツ7つ」、そして「米化」についても解説しました。

オートミールは手軽に調理できるうえ、アレンジしやすいので飽きることなく毎日食べられます。

オートミールのデメリットは、おいしくてつい食べ過ぎてしまうこと。

見た目より満足感が高いので分量に気を付けながら、充実したオートミールライフをお楽しみください。

提供・yoganess



【こちらの記事も読まれています】
ヨガをはじめる時、最初に行う「アパジャバ(呼吸の観察)」とは何か?
疲れを感じている人に…肝臓に良いヨガポーズとは?おすすめポーズ3選
ヨガを20年以上続けて感じる恩恵ベスト5|長く続けるメリットとは
スキンケア、あなたに合ったお肌に良い食事とは?診断付きで詳しく解説
タオルだけでできるおすすめストレッチ8選