◆有吉の「疲れている深夜にトンかつ」に共感

斉藤真帆さん(仮名・31歳・会社員)の場合。

「以前テレビを観ていたらタレントの有吉弘行さんが『本当に疲れている時はとんかつが食べたくなる。深夜まで仕事をした後でも、今日は絶対とんかつ食べるぞって、自分で揚げるんです』みたいなことを言っていて、他の出演者さんは『異常だ、怖い』みたいなリアクションだったのですが、私は有吉さんに親近感を持ちましたね」

真帆さんはそんな時に、とんかつではなく“さつまいもの天ぷら”を食べたくなるんだそう。

「子供の頃から大好きで、天ぷらの日は私がさつまいもしか食べなくなるから、よく母親に怒られていました。今は堂々と好きなだけ食べれられて大人になって良かったなって思います」

真帆さんも仕事でクタクタになった時にこそ、家に帰ってさつまいもを揚げます。

「天ぷらの準備はかなり手間がかかりますし、そんなことをしていたらかえって疲れるじゃないかと思われるのですが、違うんですよ。この過程が大事なんです」

さつまいも 天ぷら サツマイモ
丁寧に自分好みの天ぷらを揚げることでストレスが解消されるんだとか。

「ジュワジュワッと油の中で衣が美味しそうな色に変化しているのを見ていると、スーッと疲れが取れていくんですよね」