空気が乾燥し、風邪を引いたり喉が痛い方も多い1月。
感染症対策としても加湿器をガンガン使っているご家庭が多いと思いますが、その加湿器いつメンテナンスをされましたか・・・?つい忘れがちな、加湿器のお手入れについて今回はまとめます。
お水は毎回変えてますか?
一番やりがちなミスが「水を継ぎ足す事」。
古い水が残ったまま新しい水を入れる事で絶え間なく加湿を続けた方が良さそうですが、水道水の中には塩素やカルシウム、ミネラルなどが含まれておりこれらが水垢になるとフィルターに詰まる加湿機能が低下したり雑菌が発生したりといった悪影響が出るのです。
面倒であっても、毎回加湿器を起動する際には下記の手順をしっかり守りましょう!
①古い水をすべて捨てる
②タンクに少し水を入れて、振って中を洗う。または軽く拭く。
③新しい水を既定の量入れてから起動する
そしてこの作業が面倒な機種の場合、買い替えをする機会があれば「お手入れがやりやすい加湿器」を選ぶと、より習慣化して安全な運用が出来るので覚えていてください。
デザイン性重視の加湿器はタンクが洗い辛かったり、乾きにくい形状だったりします。またパーツが多くて分解・組み立てが多いのも面倒だったりするのでとにかくシンプルな加湿器が個人的にはお勧めです。
加湿器のタイプ別メンテナンス方法
日々のお手入れだけでなく、月に1回程度はしっかりとメンテナンスをすることがより良い空気を保つことと、加湿器自体の寿命も伸ばす事に繋がります。以下、タイプ別のメンテナンス方法をおさらいしましょう。
①気化式・スチーム式
私も長年使っていますが、熱を加える事で稼働するこれらのタイプは、水垢が残りがち。これらの汚れはアルカリ性の性質を持っているため、市販の洗浄剤や自作できる「クエン酸水」でのお手入れが可能です。
タンクの中に洗浄剤かクエン酸水を入れたら、数時間浸けたり軽くこすってあげるとしっかり汚れが落ちる事でしょう。
クエン酸水の濃度は約5%が目安。
ぬるま湯1リットルに対してクエン酸大さじ一杯程度。
②超音波式・ハイブリッド式
これらの加湿器にクエン酸を使ってしまうと、超音波を発生させる部材が劣化する原因になってしまいます。加湿器毎のメンテナンス方法は説明書に書かれているため、購入後は説明書をしっかり読むことと捨てずに保管しておきましょう。