10位は妻夫木聡主演の日曜劇場『Get Ready!』で、こちらは同じ日曜放送の『ブラッシュアップライフ』との差が170ポイント近くにまで拡大。前週は84ポイント差だったことを考えると、いかに『Get Ready!』が落ち込んでいるかがわかる。実際、TVer総合ランキングでは最高位2位、トップ10滞在期間は3日とない状態で、トップ10滞在期間が4日以上あった前週と比較すると明らかに動きが鈍い。こちらも『警視庁アウトサイダー』同様、視聴率に影響が及んでいないのが救いといえるが、ここ最近の日曜劇場作品の中でも明らかにTVer人気に欠けるのが気になるところ。

 なお、今期は早いうちにTVer人気の明暗がはっきりしており、中でも視聴率も下がってきている『リバーサルオーケストラ』と『スタンドUPスタート』はかなり厳しい状態。特にフジテレビの『スタンドUPスタート』は世帯視聴率が第1話4.1%、第2話で3.8%と稀に見る低空飛行で、TVer総合ランキングでもトップ30圏外となる日があるなど、厳しさが増している。フジは、長らく低迷していた木曜劇場が『silent』のヒットと見逃し配信ウケによって復調しつつあり、今期も『忍者に結婚は難しい』が健闘しているが、水10ドラマ枠は今後どうなるだろうか。