「お前には色気がないなあ」と言われて、イラッとした経験のある女性も多いのでは? 今回は、お仕事ウーマンが知っておきたいことについてご紹介します。

「女を感じない」「色気がない」と言われた。

職場にいる同僚や先輩、または男友達に「お前には女を感じない」と言われたり「色気がないよなぁ」なんて言葉を浴びせられた経験ありませんか? いくら信頼を置いているメンバーであっても、そんな言い方をされたら、女性として否定されたような気分になり、ショックを受けるのはもちろん、自信を失くしてしまいますよね。

そんなことを言われたとしても色っぽさを身につける努力はしなくて良いし、気にする必要もありません。この場合の“女性らしさ”は男性の理想像からつくられた都合の良い言葉にすぎないからです。異性から発せられる「女らしさ」「色気がない」という言葉は無視して、仕事に取り組んでいきましょう!

姫扱いの対象は一時的なものでしかない、と知っておく。

そもそも恋愛対象でない異性に対して「色気」は必要ではありません。
もちろん、社内で若い・可愛いとチヤホヤされているような姫扱いされたいタイプの女性もいらっしゃることでしょう。けれど、若い・可愛いと褒められたところで、男性から不必要な好意を寄せられたり、セクハラを受けるリスクが上がったり…と危険はあれど、仕事での評価が上がる訳でも給与がアップするわけでもありません。

年齢を重ねて、お姫様ポジションの対象が、他の人へ移ってしまえばこれまでのチヤホヤも終わり。年齢を重ねたわりに、スキルが備わっていなければただのマスコットで終わってしまうということです。この時に、キャリア形成をしっかりとしておけばよかった……と後悔する女性も少なくはありません。愛嬌とその場をうまく立ち回る人間力、付き合いを重視したフットワークの軽さ……それはもちろんプラスに働くこともありますが、それが必ずしも自分にとって良い方向に働くとは言い難いのです。

であれば、自分のスキルを高め、仕事を認められ、キャリアを着実に積み上げていく……その方が収入にも直結し、効率が良いでしょう。

一緒に仕事をする相手なのであれば尚更、色気なんてなくても良い。そう割り切って接することが大切です。もちろん、女であることを強みにして、お金を稼ぐ女性もいます。けれどそれは、自分の強みが何かを理解しているからこその道。「色気」や「女らしさ」のプロを選択した女性であるということを理解しておきましょう。その女性を否定する必要はもちろんありませんが、突き詰める道が違っているというだけ。自分もその土俵で働く必要はないのです。