昨年のプロ野球で最もセンセーショナルだったのが、ロッテの佐々木朗希の完全試合達成だ。高校時代から全国の注目を集めてきた大器が入団3年目にして覚醒し、28年ぶりの完全試合のみならず、13者連続奪三振のプロ野球新記録も達成。一躍全国区のスターとなり、1月23日放送の『しゃべくり007』(日本テレビ系)では、自身初のバラエティ番組のスタジオ出演を果たした。

「もともとおとなしい印象がある佐々木ですが、番組での佐々木はキレキレ。冒頭から『おしゃべりは好きじゃない』、『(出演したのは)球団からのゴリ押し』と強烈な先制パンチをお見舞いしていました。しかし女房役の後輩・松川虎生捕手が登場すると緊張がほぐれ、“エゴサーチをしている”、“寂しがりや”といった暴露トークや、しっかりとした金銭感覚など、興味深いエピソードが次々と明かされました。

 そしてお笑い好きということから、一発屋芸人が大量に登場し、ジョイマンや、ですよ。の一発芸をやらされるという一幕も。さらに、憧れの女優の佐々木希がサプライズ登場するなど、バラエティ的には王道でしたが、将来、メジャーに渡るような国民的スターになったら、一発芸をやらされたシーンは“黒歴史”としてイジられるかもしれませんね」(テレビ情報誌記者)