エクシアの幹部がどのように説明責任を果たしていくかに世間的な注目が集まっているが今回、同社ナンバー2である関戸直生人氏の親族名義のマンションが、売りに出されているとの情報がある。事情に詳しい不動産関係者は言う。

「情報が出回っている物件は、渋谷区にある豪華なコンシェルジュサービス付きのマンションです。評価額は4億円以上とされています。こういういわくつきの物件は“事件モノ”と呼ばれており、売り手側は『情報を出さないで売ってほしい』と依頼します。しかし基本的にすぐに分かってしまうのであまり意味はないのですが……。ちなみに近隣エリアでは、6億円ほどの高値でマンションが売買されているケースもあります。私の個人的な見解ですが、とても良い条件の物件なので希望価格に近い金額で売れるものと予想しています」

 関戸氏は年収10億円と言われているエクシア社のナンバー2だ。過去には動画で自分の給料明細を公開。約2億円の月収があることを自慢げに語っていた。今年7月には、SNS上ではエクシア社の銀行口座にある6億円が差し押さえられたという噂が流れたが、代表の菊地社長が疑惑を否定して続けるなかで、関戸氏は「影響はたいしてありません」と、約6億円の仮差押えを認める発言をして話題となった。

「売りに出されている物件はすごく高級な物件ですが、円が割安な現在は海外投資家などにとっては魅力的に映るはずです。しばらくすればしっかりと売れていくのではないでしょうか」(前出、不動産関係者)