およそ1万2000人の顧客から700億円以上の資金を集め、ポンジスキー詐欺疑惑が浮上しているヘッジファンド・エクシア合同会社。金融デリバティブ取引や外国為替証拠金取引などCFD(差金決済)取引での運用を謳っていた同社だが、実績や実態を怪しむ顧客からは投資資金の返還を求める訴訟が相次いでいる。
同社の“ビジネスモデル”や、社長・菊地翔氏をはじめとする経営幹部の収入、そして派手な豪遊・散財ぶりは、すでに複数のメディアが根掘り葉掘り報じているところだ。法執行機関も動き出しており、約3億円の残高がある銀行口座が仮差押で凍結されているとされる。
《500億超の巨額詐欺?》社長は一晩で数千万使い、社員の給料は月額2億! 絶好調に見えた投資会社「エクシア」に裁判所が“踏み込んだ”理由「会社は対応を拒否」(文春オンライン 2022年10月27日配信)