そんな混迷極まる『ぽかぽか』には、さまざまな“課題”が与えられているという。そのひとつが、ローカル局との連携強化だという。

「フジテレビは、2019年に『FNS27時間テレビ』の放送をやめてから、系列のローカル局との関係が一気に薄れた。それを、港浩一社長がもう一度、しっかりと強化しようと考えているようです。『ぽかぽか』では、『日本中に知って欲しい!FNSおすすめジモTV』と題して、フジ系列のローカル局の番組をそのまま放送している。これは、幹部からの要請に答える形で生まれた企画で、ローカル局からも番組が全国に売り込めると好評です」(フジテレビ関係者)

 さらに、『ぽかぽか』では、若手アナウンサーの売出しが急務になっているという。

「22年4月入社の岸本理沙アナ、松﨑涼佳アナがそれぞれ曜日の進行を担当しています。今後、フジテレビとしては、岸本アナはバラエティー、松﨑アナは報道で売り込んでいくつもり。『ぽかぽか』では、両アナを押し出す企画なども用意され、売り込みを一気に加速させる予定です」(同上)