2022年11月8日に発表されたばかりの、住まいに関する補助金「こどもエコすまい支援事業」。新築やリフォームの予定がある方は、ぜひ活用していきたい補助金のひとつです。この記事では、こどもエコすまい支援事業について解説します！新築やリフォームを考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
みなさまこんにちは！
ライターの、ワタナベサツキです＊
2022年11月8日に発表されたばかりの、住まいに関する補助金「こどもエコすまい支援事業」を知っていますか？*
こどもエコすまい支援事業とは、国が後押しするZEH住宅に対する補助金の2023年度版！
条件を満たした住宅は、新築で100万円・リフォームで最大30万円（原則）の補助金がもらえます＊
今回は、こどもエコすまい支援事業の概要から注意点まで解説します＊
新築やリフォームの予定がある方は、ぜひ参考にしてみてください♡*
こどもエコすまい支援事業とは？
「こどもエコすまい支援事業」とは、子育て世帯と若者夫婦世帯を対象にした支援事業のこと。
エネルギー価格高騰の影響を受けやすい、子育て世帯と若者夫婦世帯に向け、省エネ投資の下支えをおこなう目的で開始される事業です♡*
こどもエコすまい支援事業を実施することで、2050年のカーボンニュートラルの実現を図ることを目的としています！
※カーボンニュートラルとは…排出される二酸化炭素と吸収される二酸化炭素が等しい量＝全体としてゼロにするということ。
こどもエコすまい支援事業は、省エネ投資の下支えをおこなう目的でおこなわれるので、その支援を受けられるのは「ZEH住宅」のみ。
その他にも、延べ面積が50㎡以上であることや、土砂災害特別警戒区域に該当しないことなどの要件をクリアした家が対象です♡*
リフォームに関しては、省エネ改修が対象！
省エネ改修をおこなった場合のみ、支援を受けられます＊*
ZEH住宅とは？
「ZEH住宅」とは、net Zero Energy House（ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス）の略で、消費するエネルギーの量をゼロまたはマイナスにする家のこと。
具体的にZEH住宅とは、以下のすべてに該当する住宅のことを指します＊*
- 【ZEH住宅の定義】
- ①ZEH強化外皮基準を満たしていること
②再生可能エネルギー等を除き、基準一次エネルギー消費量から20％以上の一次エネルギー消費量削減できること
③再生可能エネルギーを導入（容量不問）していること
④ 再生可能エネルギー等を加えて、基準一次エネルギー消費量から100％以上の一次エネルギー消費量削減していること
出典：資源エネルギー庁「ＺＥＨの定義（改定版）」参考」
こどもエコすまい支援事業の対象者
こどもエコすまい支援事業は、ZEH住宅を新築する方すべてが対象というわけではありません！
また、新築かリフォームかによっても対象者が異なります。
- 【新築の場合】
①注文住宅の新築
以下のいずれかの世帯が、新たに工事請負契約するもの
・令和4年4月4日時点で18歳未満の子どもがいる「子育て世帯」
・令和4年4月1日時点で、夫婦のいずれかが39歳以下である「若者世帯」②新築分譲住宅の購入
以下のいずれかの世帯が売買契約する、完成から1年以内の新築住宅
・令和4年4月4日時点で18歳未満の子どもがいる「子育て世帯」
・令和4年4月1日時点で、夫婦のいずれかが39歳以下である「若者世帯」
- 【リフォームの場合】
- ①住宅の所有者が工事施工業者に工事を発注するリフォーム（住宅の省エネ改修）
出典：国土交通省「こどもエコすまい支援事業について」参考
こどもエコすまい支援事業は、上記に当てはまる方が対象です＊*
新築の場合は、子育て世帯または若者夫婦世帯が対象で、リフォームの場合は、住宅の省エネ改修をおこなう方が対象！
上記に当てはまる方は、申請を検討しましょう。
