生きていると自分にほとほと嫌気がさしてしまう時ってありますよね。そんな自分の性格を責めてしまいそうになりますが、実は食習慣が影響して自分を責めてしまいやすくなることもあるのです。

感情と臓腑はつながっている!?

「あぁ…あの時あんなこと言わなきゃよかったかな」「私が悪かったかな?嫌な思いをさせちゃったかな」このように、何かあるとすぐ自分を責めてしまったり、くよくよと悩んでしまうという人はもしかしたら胃腸が弱っているかもしれません。

と、いうのも薬膳のベースの考えになっている中医学(中国伝統医学)では臓腑と感情はつながっていると考えるから。
この臓腑は5つに分類され五臓(ごぞう)と呼ばれていますが、この五臓の中の1つである脾(ひ)は消化吸収を担っています。

実はこの脾、「思い悩む」という感情と関わりがあります。ですので、自分を責めやすかったり、同じことをずっとくよくよ悩んでしまうと脾の働きが低下し、胃腸の調子が崩れる原因に。
悩みすぎると胃が痛くなったり食欲不振になってしまうという経験は誰しもあるかもしれませんが、悩むと胃の調子が崩れるのはそのためです。

まずはこの3つを見直してみて。こんな食習慣ないですか?

毎朝のヨーグルトが欠かせない

お腹の調子を整えるために朝食にはヨーグルトが欠かせないという方も多いかもしれません。
しかし、脾はベタベタとした性質のものと冷たいものがとても苦手。ヨーグルトは温度も冷たくベタベタした性質ですから胃腸が元々弱い人にはあまり向きません。特に梅雨時期や雨の日は避けた方がいいでしょう。

ヨーグルトを食べるならば夏~秋が向いていますので毎日食べるというのではなくその時の天気や体調をみて摂り入れてください。