「田辺エージェンシーと言えば、昭和の時代から芸能界に大きな影響力を持つ老舗ですが、現在はタモリさんと永作博美さんが所属しているくらいで、特に“大手事務所”という印象でもない。そういった状況もあり、田辺エージェンシーとしても、堺さんを干すように業界全体に働きかけるなんてことはしないと思いますよ。時代が違いますからね」(同)

 とはいえ、田辺エージェンシーと古くから付き合いのあるテレビ局関係者が勝手に“忖度”して、堺雅人を起用しないということも考えうる。そうなった場合、堺が食いっぱぐれてしまう可能性はないのか?

「堺さんは次の7月クールに放送予定のTBS系日曜劇場『VIVANT(仮タイトル)』に主演することになっているので、独立後も当面のギャラは確保できているということ。そもそも堺さんは2年に1回くらいのペースでドラマに出演していたので、この『VIVANT』を挟んで、向こう2年くらいはゆったり仕事ができるということですね」(同)

『半沢直樹』シリーズの大ヒット以降、テレビドラマを中心に活躍してきた堺雅人。独立後は、さまざまなメディアでの活躍が期待されそうだ。