⑥DAIHATSU ムーブ

ハイトワゴンの代表格・スズキのワゴンRのライバル車としてダイハツから発売されたムーヴ。横開きのバッグドアが特徴の一つでしたが、6代目から廃止され一般的な縦開き式のドアが採用されています。

6代目ムーヴからは基本性能の向上に重点をおいた改良が施され、軽自動車ではトップレベルの走行性能を実現しています。また安全性の確保はそのままに外板を樹脂製パネルに変更し20kg近い軽量化に成功しています。

また安全装備の充実が求められる現代のニーズにピッタリな機能を兼ね備えており、その安全性の高さがファミリー層の人気獲得に繋がっています。

⑦日産 デイズ

2013年に初代モデルが登場したハイトワゴンタイプの日産・デイズ。日産と三菱による合弁会社「NMKV」が開発を手がけ、三菱自動車工業が製造することでもも話題になりました。

日産、三菱両社の特徴を織り込んだ革新的なデザインが人気のモデルです。

標準モデルと「デイズハイウェイスター」の2種類を用意。三菱のeKワゴンと同じく、同一車線運転支援技術「プロパイロット」の搭載や、先進事故自動通報システムSOSコールが軽自動車としては初めて採用され、充実の機能となっています。

⑧SUZUKI ワゴンR

1993年に初代モデルの登場以来、長く愛され続けるスズキのワゴンR。発売当時、軽自動車のマイナスイメージであった「室内の狭さ」を背を高くすることによって払拭した、軽自動車史に革命を起こしたモデルです。

また乗り心地に関しても二重構造のフロントパネルによって高い座面を獲得し、軽自動車の不快な窮屈感を見事に克服しました。

現行6代目の外観デザインは初代モデルに現代風のアレンジを加えたデザインとなっており、ラインナップは「FX」「FZ」「スティングレー」の3種類が用意されています。

⑨三菱 eKワゴン

2001年に初代モデルが登場した三菱自動車のeKワゴン。4代目となる現行モデルではフルモデルチェンジが行われ、外観デザインは大幅に変更され基本性能も飛躍的に向上しています。

安全装備としてはアダプティブクルーズコントロールと車線維持支援機能から構成される高速道路同一車線運転支援技術「MI-PILOT」が採用されるなど、高い安全性と走行安定性を確保しています。

⑩SUZUKI アルト

スズキの軽自動車を代表する、ベーシックモデルとして位置づけられているアルト。

発売当時、軽ボンネットバンとして持て囃された初代アルトの運転性能の高さ、利便性、コストパフォーマンスの高さ、リーズナブルな価格設定等はそのままに現在では軽自動車の代表的なモデルとなっています。

また発売から40周年を迎えた2019年には、国内累計販売台数がスズキでは初となる500万台を達成し、今も長く愛されていることを証明しました。

現行モデルである8代目は、機能を求めるあまりに増えていた昨今の軽自動車の重量に着目し、骨格から刷新。約60kgの軽量化を実現しました。さらにエンジンやミッションの高効率化によって高い燃費性能を実現しています。

衝突被害軽減ブレーキも用意されるなど、安全装備も充実で、ファミリー層にも人気の高いモデルとなっています。

⑪DAIHATSU ミラ

ダイハツ工業が1980年から2018年まで生産と販売を手掛けていたハッチバック型軽自動車であるミラ。かつてはあの40年以上の歴史を持つスズキ・アルトと販売台数においてライバル関係にあったほど人気のモデルでした。

2018年にミラ自体は販売を終了しましたが、現在でもミラの派生車種となる「ミライース」や「ミラトコット」などがコンセプトを受け継ぎ、進化を続けています。

⑫DAIHATSU キャスト

ダイハツが「生活を彩る自分仕様の軽自動車」をコンセプトに2015年に発売したキャスト。車名には「この車が乗る人のライフスタイルを彩るキャストの一員になれるように」という想いが込められています。

キャストでは、SUVテイストの「アクティバ」、レトロで都会的なイメージの「スタイル」、専用サスペンションを装備したスポーツテイストの「スポーツ」という3種類のスタイルが設定されています。

全体的に丸みを帯びたフォルムでありながら可愛くなり過ぎない上品なデザインは、男性がかっこよく乗りこなせる軽自動車として人気です。

⑬日産 デイズルークス

そして映えある一位に輝いたのは、日産から発売されている軽トールワゴン・ルークスです!

このモデルもデイズ同様、日産と三菱の合弁会社「NMKV」が日産と三菱両社向けに、両社の強みを生かして商品企画から開発までを行い、三菱自動車工業が製造するモデルです。

室内高1,400mmは27インチ自転車も積載可能で、軽自動車のイメージを覆す広々スペースを実現しています。

またアラウンドビューモニターやタッチパネル式オートエアコン、インテリジェントキーなど、利便性を追求した様々な機能が備わっています。

子育てを終えたファミリー層が大型車からの乗り換え先の選択肢の一つとして挙げられることが多く、今後も高い人気を維持していくことでしょう。