「さらし」はいつからいつまで使えるの?

骨盤ベルトとして使用する「さらし」、驚くことに、いつでも使えます。産前産後いつからいつまでというより、妊娠していなくても骨盤矯正につける人が実際にいるくらいです。ちなみに私も、いまだに腰痛がひどい時に、時々使用しています。よく、「難しそう」という声を聴きますが、慣れるまでは数回練習が必要なものの、着物を着るほど難しくはなく、慣れるとさほど時間もかからずつけることができます。

また、つけ方の他に、「さらし」の太さも色々です。細くするときは、切らずに縫い付けると、再利用が可能です。

あえて再利用と言いましたが、産後使い終わっても、そのまま捨てることはありません。ダッコ紐にする人もいますし、切ってガーゼのように使ったり、布おむつに使用したり、骨盤ベルトとしてつけることができなくても、産後も大活躍しますよ。

病院でもおすすめの骨盤ベルト、「とこちゃんベルト」とは?

私の病院では、骨盤ベルトとして「さらし」ともう一つ「とこちゃんベルト」をおすすめされました。「とこちゃんベルト」も「さらし」と同じく、妊娠初期から出産後下腹部のサイズが戻るまで使用可能です。

「とこちゃんベルト」も他の骨盤ベルトとは違うタイプで、ガードルタイプなどはウエストを直接締め付けるタイプが多い中、足の付け根部分をしめるタイプになります。ガードルタイプなどで、本来ある程度は自力で戻るはずの子宮や骨盤を無理やりしめると、歪みや腰痛につながりやすいのですが、「とこちゃんベルト」だとその心配が少ない、と言われています。

身体に優しく、効果も抜群の「とこちゃんベルト」ですが、価格が6,000円前後と割高です。「とこちゃんベルト」と言ってもいくつかタイプがあり、またサイズにより価格も変わりますが、他の商品に比べると割高である事は否定できません。さらに単品では使用しにくく、より快適さを求めるなら腹巻やサイド商品が必要だったりします。

骨盤ベルトは1セットだけではなく、洗い替えも必要なので、その費用をどう見るか。マタニティ整体などと併用する方が安く、確実にメンテナンスできるかもしれません。

「とこちゃんベルト」はいつから使えるの?

とこちゃんベルトⅠ・Ⅱともに、妊娠初期から使えます。病院でとこちゃんベルトを指定される場合は、Ⅰ・Ⅱどちらがおすすめか、つける方法なども病院で教えてもらえます。自分で購入する場合は、とこちゃんベルトのWEBショップへ行くと、チャート式で確認することも可能です。

ただ、途中でサイズが小さくなる可能性もあるので、あとで使う分を買いだめするのはおすすめしません。ただ、サイズさえ合えば、そのまま出産後も使用するこが可能です。

産前産後で骨盤ベルトの代わりにできることは?

産前産後の腰痛対策や下腹部のサイズダウン対策として、最もよく知られているのが骨盤ベルトだと思います。しかし、最近では骨盤ベルト以外にも様々な対策が知られているので一緒にご紹介しておきます。

骨盤ベルトはどうも身体に合わないというママさんは、こちらも合わせてお試しくださいね。