「ゴルゴ線」は、肌の「溝」です。その原因は多々あります。ゴルゴ線(ゴルゴライン)ができると、実年齢より老けて見られてしまう事もあります。人によっては、「整形したい」と思うほどです。そんなゴルゴ線(ゴルゴライン)の原因とメイクで消す方法をご紹介します。これで、ゴルゴ線(ゴルゴライン)の悩みは解消です。

ゴルゴ線(ゴルゴライン)とは?

ゴルゴ線(ゴルゴライン)とは目頭から頬に向けて入る目の下の線

ゴルゴ線(ゴルゴライン)とは、目頭から頬に向けて入る目の下の線で、顔の溝です。実は「しわ」ではありません。専門用語では、「ミッドチークライン」、「中頬溝」と言われています。ゴルゴ線(ゴルゴライン)というのは通称で、有名漫画「ゴルゴ13」の主人公にもある特長的な溝でそのように呼ばれるようになりました。

元々、その部分は溝で、様々な原因により目立っている状態です。ゴルゴ線(ゴルゴライン)があるのは、小さい子供からご年配の方までと年齢は関係なく、性差もなく、個人差があります。

ゴルゴ線(ゴルゴライン)は加齢しわとは異なる

ゴルゴ線(ゴルゴライン)と同じように気になる、ほうれい線やマリオネットラインは加齢しわと呼ばれ、年齢を重ねると誰にでも出来てしまいます。加齢しわは、紫外線から肌を守り、エイジングケアのスキンケアでのお手入れや表情筋を鍛えるなどを若いうちから続ける事で何もしないよりは目立ちにくくできます。

しかし、ゴルゴ線(ゴルゴライン)は必ずできるわけではありません。人によって出来る人、出来ない人、目立つ人、目立たない人と個人差があります。この原因は一体何かをご紹介します。

しかしゴルゴ線(ゴルゴライン)は、加齢しわが目立ち始める年齢よりも早いうちからできてしまうもので、年齢を重ねてできるものではありません。ただ年齢を重ねる程、加齢しわが目立つのと同時にさらに溝の深さは深くなる一方です。早めの対処が重要と言えます。では、このゴルゴ線の原因をこれからお伝えします。

ゴルゴ線(ゴルゴライン)の原因は?

ゴルゴ線(ゴルゴライン)の原因①表情筋の衰え

その表情筋は、骨と皮膚をつないでいる為、表情筋が衰えると皮膚を支えることができなくなり、皮膚が陥没を起こす為、ゴルゴ線(ゴルゴライン)が目立ってしまいます。表情筋は、顔の目や口、鼻、眉などを動かす筋肉で、顔の表情を作っている筋肉です。

表情筋の衰えを解消するには、表情は豊かにする事です。それにより表情筋を鍛えることができます。但し、ゴルゴ線(ゴルゴライン)が気になる方は、笑顔をつくる時に、顔の中心に力を入れないように気を付けてください。

ゴルゴ線(ゴルゴライン)の原因②肌の弾力低下

肌の弾力が低下すると、毛穴が縦に開き、目立つようになります。毛穴のたるみを解消させる事は重要です。肌は表皮、真皮、皮下組織の3層からなり、肌の弾力を維持する役割があるのは真皮です。真皮には、コラーゲンやエラスチンなど肌の弾力を維持する線維があります。美容整形でこれらを注入する事も可能なのだそうです。

これらの肌弾力の線維が年齢を重ねる加齢や紫外線を過剰に浴びる事などで衰えていき、肌弾力を失い、ゴルゴ線(ゴルゴライン)が、目立つようになるのです。コラーゲンやエラスチンは20代~30代には減少していく為、ゴルゴ線(ゴルゴライン)を解消する為にも、早いうちからエイジングケアのお手入れが重要になります。

また、肌弾力を維持するのに忘れてはならないのが皮下組織に存在する、皮下脂肪です。思い出してみてください。痩せている方よりも、脂肪が適度にある方の方が肌にハリがあると思います。女性は無理なダイエットをしてしまいますが、普通体型を維持する事が大切です。

ゴルゴ線(ゴルゴライン)の原因③目の疲れ

目の疲れ、血行不良も原因の一つです。スマートフォンが普及した近年は、仕事ではパソコンを使い、家ではスマートフォンを使うといった電子機器を使用する時間が増えているように思います。それにより、まばたきをする回数は減少し、一日中、電子機器を使っている環境にある現代人は目を酷使しているのです。

目を使う事で、目の周りの筋肉は緊張状態が長時間続いている為、凝ってしまいます。それが、目元のたるみにつながります。目の疲れは、血行不良などを引き起こす為、たるみだけでなく、クマやむくみの原因にもなってしまいます。

そんな目の疲れを解消する為にも、特にゴルゴラインが気になる方は、まばたきをして、目を動かす事や目を休ませる事を意識してください。目の周りの筋肉を動かし、血行を促すことは重要です。血流が滞ると皮膚に栄養がいかない為、肌の目の周りの肌弾力が低下する原因にもつながっていきます。

ゴルゴ線(ゴルゴライン)の原因④骨格・この場合は整形もあり!

ゴルゴ線(ゴルゴライン)が加齢とは関係なく、小さい子供でも目立つのは、骨格によるものです。これは、遺伝の要素がある為、予防は難しいと思います。それでも、今以上に目立たないように、注意が必要です。

骨格による原因の場合、整形に頼る方法も一つかもしれません。ゴルゴ線(ゴルゴライン)を解消することができる手段として、骨格が原因の方には整形は必要だと思います。ただし、はっきりと骨格が原因だと分かった場合は整形をするという事も必要ですが、その前に他の原因は、当てはまらないかを確認してください。