ちと時間が空いてしまった事を心からお詫び申し上げる。怒涛の昨年がじわじわと効いてきたのだろうか。とは言え市井の皆々様方と比べるに特段忙しない暮らしを送っている訳でも決してない筈なのだが、一月一日に24時間睡眠をかました余波でのんべんだらりと気付けば十日。いやはやまずいぞ、働かねば(とは言え日刊サイゾー様へ寄稿する奇行に”仕事”の概念はこれまた特段ないのではあるがそんな奇行の紀行の寄稿を引き続きやらかす事についてお許しを賜った。その機構、寛大につきである。多謝)。

 上述の通り斯様なうんこ製造機を十日間にも渡り送った(垂れ流した)おっさんではあるのだが、やはりふと目を閉じる度にあの日のあの幕が上がる瞬間がありありと思い浮かぶので、そちらを記す。

 それはBiSHでありしかもそれは新生クソアイドルでもなければ楽器を持たないパンクバンドでもない”世界で一番綺麗な”それであったのだ。