◆“ステルス布教”を問題視したファンがサイトを設立
どのような思想信条を抱こうが個人の自由であることは言うまでもありません。一方で懸念されているのはサイババと明記されずに教えが曲になっていることが“ステルス布教”につながるのではないかという点です。そのカリスマ性ゆえに、藤井風の言葉だと信じたままサイババの信者になってしまう可能性があるのですね。
これを問題視した藤井風のファンが意見を募るサイトを設立する事態に発展しました。彼らも宗教二世として“ステルス布教”の脅威にさらされてきた経験があり、藤井風の姿勢に疑問を抱いたのだそう。
藤井風個人の信仰については否定しないとしつつも、音楽活動の根幹に特定の宗教があることを本人や運営サイドが明らかにしなかった経緯についてファンから寄せられた声をもとに問い合わせるプロジェクトを立ち上げたのです。
こうした批判に対して当の本人はインスタグラム上で応答。“どうしたら人の信仰や精神性に口を出せるのか?”とか“他人のあら探しより自分の心配をしたら?”と英語で返していたものの、昨年末には自身のツイッターアカウントでの発言をすべて削除してしまいました。
今回の件との関連は不明ですが、今後の活動に影響を及ぼしかねない事態になりつつあるのかもしれません。