「ファイナンシャル・プランナー(FP)」は、一般の人よりもお金や投資に関する知識を豊富に持っているお金のアドバイザーだ。

しかし、何でもFPの言う通りにして思考停止になってしまったら、大変なことになるかもしれない。

「FPの言葉に惑わされるな」という意見

社会人になって投資や資産運用、または節税などのことを考え出すと、お金の専門家であるFPにアドバイスを求めたくなる。マネーセミナーでFPが講演で話した内容を「正しいこと」と受け止め、そのまま実践している人も多いかもしれない。

しかし、FPが言っていることをそのまま実践してもよいのだろうか。実は世の中には、「FPの言葉に惑わされるな」と警鐘を鳴らす人もいる。

FPによって言うことが異なり、最終的には個人個人が自ら冷静に助言をかみ砕き、自分に合った判断を自ら下す必要があるからだ。

多くの人が惑わされがちな、FPの言葉が2つある。以下で紹介しよう。

「この投資方法が正解」とすすめてくる

実は、FPによって投資のおすすめ商品は異なる。

その人の考え方や貯蓄状況によって、的確な方法を教えてくれるFPも当然いる。

しかし、たとえばあるFPが証券会社に勤めている人の場合は、自社の金融商品を買ってもらうために特定の投資信託を強くすすめてくる可能性もあるのだ。