今度初めてライブに行くけれど、バンギャファッションやメイクがわからない、一重や奥二重でもバンギャメイクはできるのかと悩んでいませんか?それぞれの系統に合わせ服装やメイクのやり方をご紹介します。バンギャ特有のコテコテメイクを取得してよりライブを楽しみましょう!

バンドの系統で異なるバンギャメイクのやり方

バンギャメイクのやり方【ロリータ系】

ロリータ(ロリィタ)系のバンギャが多いバンドと言えばシドですね!元々ボーカルのマオさんが好きだと言ったことがきっかけでロリータを着る方が増えました。以前は様々なバンドのライブで見かけていたロリータが徐々に減ってきたように思いますが、やはりお姫様のような可愛いファッションは多くの女性の憧れです。

ロリータメイクのやり方は、お人形のような可愛らしい瞳を意識してアイメイクをしていきます。カラコンは一般的なカラコンを使用する方が多いですが、中には星やハートといったデザインが入ったカラコンを使用する方もいます。実際にロリータモデルを参考にしている方や、ブライス人形を参考にしている方がいます。

黒目の上のラインを少し太くしたり、つけまつげを使用して、真ん丸な目を意識してメイクしましょう!チークは濃くし過ぎず、自然な仕上がりを意識します。さらに、リップはピンク系の優しい色見を使用することをおススメします!

バンギャメイクのやり方【ゴスロリ系】

ロリータメイクではパステル系の色見や茶色系などナチュラルな印象のアイメイクですが、ゴスロリ(ゴシックロリータ)はとにかく黒くアイメイクをしていきます。黒のラインを黒のアイシャドウでぼかしたり、赤いリップで色付けした唇の端をわざと黒くしたりといった黒を基調としたメイクがゴスロリの特徴です。

ゴスロリメイクのやり方としては、魔女のような印象の目元を作っていきます。コテコテの女形バンドマンさんを参考にする方法もあります。魔女のような印象にするために、上下つけまつげを使用すると黒々とした目元を作ることができます。

バンギャメイクのやり方【ボーイッシュ系】

以前は多くのバンギャが手に取ったことがある雑誌KERAの読者モデルとして活躍していたAKIRAさん等から流行り始めたファッションがボーイッシュです。ボーイッシュ系のメイクのやり方は中性的なメイクを心がけている方が多いです。

グレーや茶色、黒といったカラコンを使用し、アイラインは切れ長に見せるように少し長めに入れるのがコツです。ただ、あくまでアイメイクはナチュラルに仕上げることが大切です。また、ノーズシャドウを使用し、顔に立体感を出すことも重要です。

最近のヴィジュアル系バンドマンは薄メイクの方も多くなっていますので、そういったバンドマンの方を参考にメイクをするのもおススメです。Vホス系と調べてみても参考になる方が居るのではないかと思います。

バンギャメイクのやり方【パンク系】

バンギャと言われて多くの方はパンク系をイメージするのではないでしょうか。派手なカラコンと濃いアイメイクが特徴的なのがパンク系です。コテコテメイクの王道とも言えるメイク方法です。

メイクのやり方は眉をシュッと細い眉を心掛けます。さらに、ライナーは黒のジェルライナーを使用し、太くしっかりと描き切開ラインも入れます。ラインをぼかすように黒のシャドウや赤のシャドウを使用します。つけまつげを上だけでなく目尻にも使用し、さらに目力をアップさせる方もいます。

より目を大きく見せたい場合は二重のラインに沿ってWラインを入れたり、涙袋部分にもシャドウを使用することをおススメします。また、アイメイクが濃い分、リップも濃い色を使用すると全体的にバランスが取れると思います!わかりにくい場合にはコテ盤やエモといった単語を調べてみると参考になると思います。

バンギャメイクのやり方【姉ギャル系】

オサレ系、キラキラ系のバンドが増えると共にバンギャの中で増えてきたのが姉ギャル系です。バンドマンの好みに合わせて姉ギャル系が増えたという背景もあるようです。姉ギャル系のメイクのやり方は引き算を利用し、目を大きく見せるメイクです。アイブロウは細く、幅広二重としっかり引いたアイラインが特徴です。

シャドウはかっこいい感じに仕上げたい場合はシルバー系やブルーを使用し、優しい印象にしたい場合はブラウンやゴールド系を使用します。また、可愛らしい印象にしたい場合にはピンクを使用することをおススメします。いくつもの色を使用するよりも、単色か2色くらいに抑えると綺麗な印象に仕上げることができます。

まつげをしっかりあげ、マスカラを塗って、更につけまつげで目元にボリュームを出します。つけまつげは不自然にならないように自分の目の幅に合わせてカットすることが大切です。また、涙袋にはピンクやベージュといったハイライトを使用し、ぷっくりとした涙袋を作ります。薄めに入れると目を大きく見せることができます。

バンギャメイクに合う服装のポイント

ロリータ系バンギャメイクにはロリータorゴスロリ調の服装

可愛らしいロリータといえば、BABY THE STARS SHINE BRIGHTやInnocent World、Angelic Prettyなどが有名です。ゴスロリブランドはh.NAOTOやATELIER PIERROTといったブランドがあります。

ロリータの中にも種類があり、ピンクや白といったふわふわとした可愛らしい女の子をイメージする甘ロリ(スウィートロリータ)、落ち着きのある上品なデザインを使用したファッションのクラロリ(クラシックロリータ)、黒と白を基調としたダークなイメージのあるゴスロリ(ゴシックロリータ)などがあります。

ホールライブの場合は完全装備のロリータファッションでも大丈夫ですが、ライブハウスなど狭い箱でのライブの際はカジュロリ(カジュアルロリータ)と言われる、服装の一部としてロリータファッションを使用した服装をおススメします。ライブが始まったら頭飾りは外して他の方の邪魔にならないようにしましょう!

ボーイッシュ系バンギャメイクは黒を着こなす服装

ボーイッシュ系のメイクに合わせる服装は黒を基調としたファッションが多いです。黒のロンTやTシャツにショートパンツやスキニーパンツ、黒いタイツに黒いショートブーツやラバーソール、スニーカーといった組み合わせをする場合もあります。

ボーイッシュ系は、バンギャを分類する場合、ロック系と言われるジャンルに入ることが多く、とにかくライブを楽しみたいと考えている方が多いです。ですので、必ずしも黒でなくてはいけないということはなく、動きやすい服装に重点を置くことをおススメします。

パンク系バンギャメイクは可愛いとカッコいいを組み合わせた服装

細身のTシャツやライブTシャツにチュールスカートや変形スカートを合わせたり、肩出しトップスにスキニーパンツやボンパン(ボンテージパンツ)を合わせたりと可愛いとカッコいいを組み合わせた服装がパンク系バンギャには多くいます。

HELLCATPUNKSやALGONQUINS、GLAD NEWSといったブランドを身につけるバンギャが多いです。大堂カラーだと黒と赤を組み合わせたり、モノトーンのコーディネートをする方が多いです。

また、パンク系のファッションを好む方はアクセサリーにもこだわる方が多いです。耳だけでなく顔にもピアスをしたり、ブレスレットやリング、チョーカーやネックレスにもこだわっている方を多く見かけます。

姉ギャル系バンギャメイクにはセクシーで綺麗な服装

姉ギャルの方はメイクだけでなく、服装もキャバ嬢のような服装をする方が多くいます。レース素材や胸元の開いた服、タイトなスカートといったファッションを好む方が多くいます。例えるならば、小悪魔agehaのモデルの方々が着用しているようなブランドを好む傾向にあります。

姉ギャルな服装をする方々はセクシーさを大切にします。さらに、脚を綺麗に見せる為にインストやチェキ撮影といったイベントの時には高いヒールを履きます。ライブの時には安全面を考え、クロックスに履き替える方が多いです。

姉ギャルファッションの方は狙いギャとも言われる場合があります。バンドマンと恋仲になりたいと願う女性が姉ギャルファッションをすることが多かったからだと思います。これから姉ギャルファッションを目指したいという方はセクシーさを大切にしつつ、自分を綺麗に見せるファッションを心掛けることをおススメします!

コテコテバンギャメイクに仕上げるアイテム別ポイント

コテコテバンギャメイクのポイント【マットなベースメイク】

コテコテのバンギャメイクをする場合、メイクの一番最初に大切にすることはマット肌を心掛けることです。ツヤ肌ではなく、しっかり下地を塗り、長時間崩れないメイクをすることが大切です。ましてや、狭く暑苦しいライブハウスの中に居たらすぐにメイクが崩れてしまいますので下地をしっかり使用しましょう。

最近はライブ後にチェキ撮影や握手・サイン会をするバンドもいますので、マット肌を長時間キープすることが大切です。保湿力のある下地やカバー力のある下地など様々な種類がありますので、自分の肌質に合わせ購入することをおススメします。@コスメといった口コミサイトを参考にするのもおススメです!

また、ファンデーションもマット肌になるものを使用します。さらに、ファンデーションを塗る際、伸ばすのではなくポンポンと軽くたたくようになじませることでキープ力を上げることができます。お人形のような肌を作ることを意識してベースメイクをしましょう!

コテコテバンギャメイクのポイント【アイメイクとつけまはしっかりと】

コテコテバンギャメイクの中で最も大切なのはアイメイクです。ナチュラルメイクではなく、どちらかというと濃いメイクをするやり方がバンギャメイクの特徴です。目頭から目尻にかけしっかり引いたアイラインと派手に見えるつけまつげを使用する方が多くいます。

系統によって異なりますが、多くのバンギャはボリュームが出るつけまつげを使用する傾向にあります。また、二重をより強調するためにWラインを引くことも多いです。

ちょっと派手かなというくらいのアイメイクがバンギャメイクにはおススメです。アイシャドウを使用する際も、発色のいいものを選ぶことをおススメします!

コテコテバンギャメイクのポイント【カラコンは個性的に】

茶色やグレー、黒といったよく使用されているカラコンを使用してもいいですが、折角コテコテなバンギャメイクをするなら個性的なカラコンを使用することをおススメします。また、サイズはナチュラルよりも大きく見せることを意識し、14.5センチを使用する方が多いです。

コスプレ用のカラコン等を使用すると発色も良く、目元の印象をさらに強くすることができます。白目部分を大きく見せる白コンや両目に違う色を使用するオッドアイ等もバンギャメイクをするなら試してみてはいかがでしょうか?

また、ハーフ顔に見えるようなヘーゼルという色のカラコンも人気です。最近はグラデーションになっていてよりハーフに見えるカラコンもありますので、ぜひ好みのカラコンを使用してみてください!

コテコテバンギャメイクのポイント【鮮やかなリップ】

目元が濃い分、リップも色鮮やかなものを使用してバランスを取ります。赤やピンクといった口紅を使用する方が多くいます。ただ、パンク系やボーイッシュ系の方はわざとリップの色をコンシーラーやファンデーションで消している方もいます。

ただ、リップの色を強調することで、女性らしさを出すことができますので鮮やかなリップを使用することをおススメします。また、リップの色持ちを良くする為に、落ちにくいリップを使用したり、リップジェルやリップコートを使用するというのも大切です。

リップもベースメイクやアイメイクに合わせ、グロスを使用するよりはマットな印象の口紅を使用してバランスをとることをおススメします!

コテコテバンギャメイクのポイント【チークは不要】

バンギャメイクのやり方って?コテコテメイクからカラコン・服装も紹介!
(画像=『BELCY』より引用)

パンク系やボーイッシュ系のメイクの際はチークは不要です。チークをしてしまうとどうしても女の子らしい可愛い印象が出てしまう為に、チークを使用しない方が多くいます。

ロリータメイクでもより人形らしさを追求する為、チークを使用しない方もいます。ただ、可愛らしさを出したい場合には自然な発色のチークを使用することをおススメします。また、チークを使用すると血色が良く見え、肌を綺麗に見せることもできますので、イベントの際はチークを使用することをおススメします!