【産後のひどい肌荒れの原因③】便秘

妊娠中から出産後にかけては、ひどい便秘に悩まされるお母さんが多いものですが、この便秘も肌荒れの原因となるものです。

本来ならきちんと体の外に排出されるべき老廃物が、便秘により排出されないと、毒素を発生させてそれが体の中に回ってしまいます。

するとそれが原因になり、吹き出物やニキビ、肌のかゆみといったトラブルになってしまうのです。

産後のひどい肌荒れ!どんな症状が?!

産後に肌荒れが起きやすい原因がわかったところで、具体的に、産後のひどい肌荒れはどのような症状として現れるのでしょうか。

実は産後のひどい肌荒れの症状というのは人によって大きく違ってきます。

主な産後の肌荒れの症状の出方についてここからみていきます。

【産後のひどい肌荒れの症状①】ニキビ・吹き出物・かゆみ等

乾燥肌などの皮膚トラブル産後のひどい肌荒れの症状として起こりやすいものには、ニキビや吹き出物、かゆみ、乾燥肌といった肌トラブルがあります。

こういった肌荒れが起こる原因として一番大きなものは、ホルモンバランスが変化することや、生活のリズムが乱れてストレスや疲れが溜まってしまうことです。

また、妊娠から出産というのは妊娠前との体質を大きく変化させるものです。妊娠前と体質が変わったことで、肌質も変わり、妊娠前と同じスキンケア用品や化粧品を使っていたら合わなくなって肌荒れを起こしてしまうということもあります。

肌荒れの症状や程度には個人差が大きいものですが、妊娠前に肌荒れがひどかった人は、出産後にはさらに肌荒れがひどくなる人が多いようです。

【産後のひどい肌荒れの症状②】シミ・そばかす・黒ずみ

吹き出物やニキビ、かゆみといった肌荒れの症状のほかに、出産後には肌にシミやソバカス、黒ずみが増えたという人も多いものです。

シミやソバカス、黒ずみという肌トラブルの原因となるものは、紫外線を浴びると肌を守るために生成されるメラニン色素が増加することです。

妊娠中というのは、増加する女性ホルモンの影響により、このメラニン色素が増えるために、どうしてもシミやソバカス、黒ずみといった肌トラブルが多くなってしまいます。

【産後のひどい肌荒れの症状③】妊娠線

出産後の肌トラブルには、妊娠線もあります。妊娠中から妊娠線の予防のためのスキンケアを丹念に行っていた人でも、妊娠後期に一気にお腹が大きくなったり、出産に向けて太腿やお尻に短期間で多くの脂肪がついて急激に大きくなることで、できてしまう人もいます。

妊娠線というのは真皮と皮下組織に裂け目ができてしまうもので、一度できてしまった妊娠線を消すことはなかなか難しいものです。

出産後、しばらく経つとだんだんと色も目立たなくなってくるので、しばらくは我慢して目立たなくなるのを待ちましょう。