8.挨拶は座ったままで問題ない
一般的には、挨拶をする際には1度立つことがマナーですが、web面接の場合は座ったまま挨拶をします。
立ち上がった際に顔が見えなくなるため、座った状態で挨拶をしてもマナー違反にはなりません。
ただし、しっかりと頭を下げて、敬意を払っていることは伝わるような対応をしましょう。
9.背景を整える
web面接の際、カメラに写る背景は「何もない壁」が理想であり、ラックやテレビなど、部屋の物は可能な限りが映らないようにするのがマナーです。
物が写りこまないようにするのが難しいのであれば片付ける、もしくは布を使用して物を隠しましょう。
なお、web面接の際に背景をバーチャル設定にするのは厳禁です。
隠したい物が置いてあるのではと判断されるうえにマナー違反になるため、非常に印象が悪くなるでしょう。
10.カンペは使わないのが理想
対面式の面接ではないため、カンペを使ってもバレないと考える方も多いでしょう。
しかし、カンペを用意すると、話し方や目線でカンペを読んでいることがすぐに分かってしまいます。
どうしてもカンペがなければ不安だという場合には、小さなメモや付箋に重要なキーワードだけを書いて、カメラの横やカメラ越しに見える壁などに貼っておきましょう。
11.電子機器の充電を100%にしておく
web面接で使用するパソコンやタブレットなどの電子機器は、あらかじめ充電を100%にしておくことが大切です。
web面接の途中で充電がなくなり面接が中断すると、非常に印象が悪くなるため注意しましょう。
充電を100%にしておく、もしくはコンセントに繋いだ状態で充電しつつweb面接をするのがマナーだといえます。
12.面接中はパソコンでメモを取らない
web面接の最中には、採用担当者との会話だけに集中することがマナーです。
メモを取りたい内容があっても、パソコンを打ってメモするのはマナー違反になるため注意しましょう。
クリックやタイピングの音は相手に聞こえるため、メモをしたい時には採用担当者に一言伝えてからペンと紙で書きます。
13.マスクを着けても良い
これはでは、よほどの事情がなければ面接でマスクを着けるのはマナー違反でしたが、現在は面接時にマスクを着けていてもマナー違反にはなりません。
自宅でweb面接を受ける場合にはマスクを着用する必要はないものの、レンタルスペースを利用する場合はマスクを着用しておきたいという方もいます。
ただし、web面接でマスクを着ける場合は、着用理由を一言で説明することがマナーです。また、マスクは可愛らしいデザインや派手な色のものではなく、薄い色で無地のものを使用しましょう。
14聞き返してもマナー違反にはならない
web面接では、通信環境が原因で声が聞き取りにくい、途切れるといったケースが珍しくありません。
また、話すテンポが合わないと、自分が話す声と相手の声が重なり、内容が聞き取れないことも多いです。
聞き返すのはマナー違反だと感じて「聞こえたふり」をすると、質問に対して明確に回答できず面接に失敗する可能性があります。
採用担当者の声が聞き取れなかった場合は、すぐに聞き返しましょう。
15.web面接を終了する時のマナー
面接が終了した後は、お礼の言葉を伝えたうえで丁寧にお辞儀をして、採用担当者が退出するまで待つのがマナーです。
自分が先に通信をオフにしたりツールからログアウトしたりするのではなく、採用担当者が退席するのを待ちます。
しかし、採用担当者が退室しなかったり、採用担当者が席を立ったにも関わらず接続された状態になっていたりする際には「失礼します」と一言伝えたうえで自分から通信を切っても良いでしょう。