なぜ警察は対応してくれない? 被害者の低年齢化も問題

元カレが”行為中の動画”をTwitterにアップ…リベンジポルノ削除業者に実態を聞いた
(画像=『女子SPA!』より引用)

女性―― そういった案件に警察は対応してくれないのでしょうか?

「被害者の多くは『警察に行っても相手にしてもらえなかった』と言って、うちに相談にきます。『お金をもらう前提でマッチングアプリで知り合った人とホテルに行った』とわかると、警察は『肉体関係を持つこと前提で会ったんだから自己責任でしょ。次からは気をつけなさいね』くらいしか言ってくれないみたいです」

―― 実害があっても捜査もしてくれないんですか。

「それから、10代には『警察に相談して親にバレるのが怖い』という子も多いです。最近では、中高生から相談を受けることもありますよ」

――未成年はどのようにして加害者と知り合うのでしょう。

「Twitterなど、ネットで知り合うようです。親しくなり、DMで裸の画像や動画をしつこく要求されて送ってしまい、拡散されたりバラすと脅されたりして、うちに相談に来ます。また、被害者が#援助交際 #援 #P活 #パパ活 といったハッシュタグで投稿をしていて、つながるケースもあります。

 中高生の被害は大抵小規模なのと、お金のない子が多いので、費用はもらっていません。ただ先述のように、大量に拡散されて3ケタ代に動画・画像の数が膨れ上がっているような場合は、工数が多くなるので費用もいただきます」