◆11匹のうさぎを飼育、看病や介護も経験
――南兎さんはこれまで、何匹のうさぎを育ててきたのでしょうか。
南兎「小学生の頃に家族でうさぎを飼い始めて、現在いっしょに生活しているひめちゃんで11匹目のうさぎになります。女の子も男の子も、立ち耳の子も垂れ耳の子も、色々なうさぎさんと一緒に暮らしたことがあります。看病や介護も経験しました。どの子もみんなそれぞれ個性的で、たくさんの思い出があります」
◆なんでもかじるけど、歯型もかわいい
――今飼われているひめちゃんとは、どのような生活を送られていますか?
南兎「ひめちゃんは昼間はケージの中で過ごしていて、夕方から飼い主が就寝するまでの時間はケージを開けて放し飼いにしています。ものを使って遊ぶことが好きなようで、玄関の靴を放り投げたり、洗濯物の山から1枚ずつ抜き取って放り投げたり、置いてあるカバンに頭を突っ込んで中身を引っ張り出したりして遊んでいます。何でもおもちゃにしてしまうので、漫画に書いたとおり、いろいろなものがひめちゃんにかじられてボロボロですが、誤食しないように気をつけつつ、その歯型もかわいいなあと思います」
――歯形までかわいいんですね。
南兎「ひめちゃんは家族のことが大好きで、見える範囲に人がいなくなるとすぐに探しに来ます。トイレに入ると、ドアの前で待ち伏せしています。部屋を移動するたびに後ろから追いかけてくるのがかわいくてたまりません。しゃがんで『おいで』と両手を広げると、駆け寄ってきてくれます。でも気まぐれなので、遊びに夢中になっている時は思いっきり無視されます。そういうところもかわいいです」