RYT 500取得まで進まないヨガインストラクターが多い理由
10年前はティーチング経験が300時間のアドバンストレーニングの受講条件であったため、RYT 500の取得まで進まない決断をする人も多くいました。
- RYT500まで進まないヨガインストラクターが多い理由
- 教える機会に恵まれなかったから。
- 教えてみたけれどヨガインストラクターとして一生やっていく決意ができなかったから。
- 300時間を受講したいけれどスタジオ運営や生徒さんへの指導が忙しく、300時間を受講する時間がないから。
いずれにせよ、10年よりも前にRYT200を取得しているヨガインストラクターは、RYT 500の肩書にはあまりこだわっていない人が多いようです。
もう10年以上のティーチング経験があり、それはRYT500の肩書きよりも本人に強い自信を与えてくれるからでしょう。
RYT500が必要なヨガインストラクターの2パターン
では、どんな人にRYT500がマストになるかといえば、2パターンあります。
RYT500がオススメな人①:これからヨガインストラクターを目指す人
1つは今からヨガインストラクターを目指す人です。
すでに 200時間は「車の免許」のようなカジュアルな資格になってしまっているので、これだけでは差別化が難しいといえます。
しかしRYT500取得には、金銭的にも時間的にも 200時間以上にコストがかかるため「ヨガに対する真摯な姿勢」を生徒さんにも就職したいスタジオにもアピールすることができます。
なにより、実績がない状態での自分自身の自信にもなるでしょう。
RYT500がオススメな人② :スクールを経営している人
2つめはスクールを経営している人か、経営したい人、今後インストラクターを育成したいと考えている人です。
多くのヨガスタジオがRYT200を発行するスクールであるRYSに登録したいと考えるでしょう。
2019年、全米ヨガアライアンスよりRYSの規約変更が発表されました。
今まで
E-RYT 200(RYT200時間取得後に1000時間のティーチング経験があると登録できる資格)の講師が勤めれば良い。
2022年以降
RYT500を持っている講師がいなければならない。
つまり、RYT500がないと、スクールの運営が厳しくなるということです。
RYT500はヨガインストラクターとして差別化につながる
2020年時点では、300時間のプログラムは受講したけれど200の申請と更新で精一杯だからRYT500については申請していない人が多いです。
なので、国内でRYT500を持っていて、なおかつ登録しているインストラクターは200名以下とされます。
となると、これから資格を取得する人にとっては、差別化のためにもRYT500は持っていたほうが良いヨガ資格といえるでしょう。
10年前に 200時間トレーニングを一緒に受講した同期の仲間が、最近になってやっぱり必要と判断して300時間を新たに受講しはじめているケースもあります。
これからヨガインストラクターを目指すならRYT500の取得も目標に入れましょう。
提供・yoganess
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