在宅勤務のデメリットは?
通勤しなくて良いと言われると、最初は「朝ゆっくり寝られる」とか「苦手な人に顔を合わせなくてすむ」とか、嬉しい気持ちになったのではないでしょうか?
まだ寝ていたいのに、アラームとともに体を起こし、寝ぼけ眼で準備開始。
朝ごはんもほどほどに、あわてて満員電車に揺られて出勤。
在宅勤務と聞いて、そういった煩わしさから逃れられたのに、開始してみるといろいろなデメリットも見えてきます。
仕事に集中できない
誰にも監視されることなく仕事ができるので、音楽を聞きながらや動画を見ながらの作業になってしまい、仕事に集中できない人が多いようです。
すぐにスマホを触ってみたり、SNSを開いてしまったり、人から見られていないと思うとダラダラして仕事に身が入らない人も。
そんな時は、YouTube動画に「作業用BGM」や「集中力があがるBGM」があります。
課金していなければ、動画再生中は他のアプリもさわれないので、作業向けのBGMを聞きながら作業するのもオススメです。
運動不足になる
特別何かスポーツをしていなくても、通勤することが運動になっていた人もいるでしょう。
在宅勤務で外出が減ると、どうしても運動不足になってしまいます。
通勤ついでに通っていたジムにもわざわざ行く気にならず、自宅ではゴロゴロしながらスマホをさわる毎日。
当然のことながら、体を動かすことが少なくなり、消費カロリーも減ってしまうでしょう。
1日の歩数も減ってしまうので、流行りの宅トレ(自宅トレーニング)をして運動不足解消につとめたいですね。
すぐお菓子を食べてしまう
ついつい甘いものに手が伸びて、1日に何度もお菓子を食べていませんか?
特にお腹がすいているわけではないのに、なんとなくお菓子を食べてしまう時があります。
1日の運動量も減って、体重が気になっているのに、ふと気づいた時にお菓子を手にとっている……。
「やめなきゃ!ダイエットしなきゃ!」と自分を追い詰めてしまうと、かえってストレスになり余計に甘いものが欲しくなってしまいます。
食べる時間やルールを決めて、少しずつ減らすところから始めてみましょう。
在宅勤務を上手に乗り切るコツは?
在宅勤務を上手に乗り切るコツは、とにかく「きちんと生活リズムを整えること」です。
朝起きたら朝日を浴びて、きちんと健康に必要なエネルギーをとり、簡単な運動をすることで夜しっかりと睡眠がとれるようになります。
これには「セロトニン」と言われる脳内物質が大きくかかわっており、在宅勤務で狂いがちな生活リズムを整え、セロトニンの分泌を促すことが大切です。
「きちんと生活リズムを整える」について詳しく見てみましょう。
朝起きたら散歩をしよう
脳を活発に働かせるもとになる「セロトニン」は、日光を浴びると脳内で分泌されます。
セロトニンを分泌させるために必要なことは
- 日光を浴びる
- 簡単な運動をする
- 咀嚼(そしゃく)する
ことです。
朝起きたら短時間でも良いので外に出ると、セロトニンが活性され分泌されやすくなります。
外をぶらり歩いてみると、腸も動いてお腹も空いてきますよね。
通勤の時ほどしっかりと準備を整える必要もないので、簡単に身支度をして、家の近くを歩いてみましょう。
外の新鮮な空気を吸って、気持ちよく1日をスタートさせます。
家の中で簡単な運動をしよう
ご近所迷惑になるような激しい運動はできませんが、家の中で静かにできる、簡単な筋トレやストレッチをしましょう。
SNSやYouTubeでも「宅トレ」というワードで検索してみると、たくさんの宅トレ動画が紹介されています。
少し汗ばむくらいの運動をして、軽く疲労感を感じられれば十分効果が期待できるでしょう。
ずっと座ったまま作業をしていると、血行やリンパの流れが悪くなり、体が重く感じることがあります。
家の中で少しでも、簡単なストレッチや体操で体を動かせば、固まった体をほぐすことができて、スッキリした気分になりますよ。
体重増加防止やストレス発散にもなりますので、ぜひチャレンジしてみてくださいね♡
人と話す時間をつくろう
心の健康のためにも、人と話す時間をつくりましょう。
一人でもくもくと作業をすることも必要ですが、気分転換も大切です。
今は便利なテレビ電話もありますし、気心知れた友人や家族の顔を見ながら話す時間があると、心の安定につながります。
オフィスに出社してする時でも、休憩時間に、仕事とは関係のない日常会話で気分転換しますよね。
家の中に一人でこもっていると、孤独を感じて気持ちがしずんでしまいます。
そういった時は、SNSやネットの誤った情報をキャッチしがちです。
正しい判断力を保つためにも、人と話をする機会をつくり、日常会話を楽しみましょう。