ジャニーズの人気グループ「SixTONES」が、大みそかのNHK『紅白歌合戦』でトップバッターを務めると一部スポーツ紙などで23日に報じられた。番組の「つかみ」となる重要なポジションで、SixTONESの業界や事務所内での信頼度の高さが浮き彫りになっている。
22日に出場歌手の曲目が発表され、3回目の出場となるSixTONESはジェシーが主演したテレビ朝日系ドラマ『最初はパー』の主題歌でもある「Good Luck!」に決定。曲順は後日発表となっていたが、23日に一部スポーツ紙で「紅白トップバッターはSixTONES、紅組一番手は天童よしみ」と報じられた。公式発表ではないものの、ほぼ確定情報とみられる。
これに対して、Twitter上では「SixTONESが紅白トップバッター!?大役を任されてすごい」「SixTONES、天童よしみさんと張り合うってヤバくない?」「トップバッターは歌やダンスに不安のあるアーティストには務まらないから誇らしい」などとファンが歓喜し、トレンドワードに「紅白トップバッター」が入るなど大きな反響が起きた。
今年の『紅白』はSixTONESをはじめ、Snow Man、なにわ男子らジャニーズが6組も出場。一部で「ジャニーズ紅白」と揶揄する声もあったが、SixTONESがトップバッターを務めるとなると「NHKのジャニーズ頼み」がより鮮明になりそうだ。
「紅白のトップバッターは重要で、しっかり盛り上げて視聴者を引きつけるインパクトを残さなければならない上に、いきなり歌やダンスをミスして流れを乱すわけにはいかないので安定感が求められます。過去には浜崎あゆみさんが6年連続で紅組トップバッターを務めましたし、近年では郷ひろみさんが趣向を凝らした演出で歌唱したり、三代目J SOUL BROTHERSがダンスも大流行したヒット曲『R.Y.U.S.E.I.』を披露したり、LiSAさんがアニメ『鬼滅の刃』の主題歌を歌ったりしました。SixTONESはNHK朝の連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』に出演した松村北斗くんもいるし、何か特別な演出が期待できるかもしれませんね」(NHK関係者)