老後資金の対策のポイント2つ
年金だけで高齢期の生活を続けていくのは現状でも難しく今後さらに厳しくなることが予想されます。今後老後を向かえる方は、できるだけ早めの対策が必要です。
支出を減らす
今すぐできることは、家計の節約です。特に固定費の削減は即効性が高いため、まず固定費から見直しできる支出がないか確認してみましょう。
収入を増やす
長期的には、キャリアプランの検討も大切です。「今の勤務先で何歳まで働けるか」「定年後に転職する場合はどのような手段があるか」などさまざまなパターンを考えてみてください。
また働ける期間が以前よりも長くなってきているため、高齢期でも資産運用による資産形成がしやすくなってきています。つみたてNISAや確定拠出年金(個人型、企業型)などの非課税投資をうまく活用してみるのもいいでしょう。
老後の備えは早ければ早いほど良い
年金だけで悠々自適に老後生活を送れる人はかなりの少数派です。定年後はお金の流れが大きく変わるため、現役時代に高年収だった人も、きちんと対策していないと老後破産に追い込まれる可能性も。老後資金の対策は早ければ早いほど良いと言えます。
何から手をつけて良いかわからない人は、まずは年金がいくらもらえるかシミュレーションするところから始めてみてください。
文・fuelle編集部