◆性格が違う2匹の仲は?単独行動も心細い時は一緒

 性格の違う2匹は小さい頃こそ、姉妹のようにべったりくっついていましたが、猫種としての性格が正反対であるからか、大きくなるにつれて単独行動をするようになりました。

いちゃいちゃしていた幼少期
いちゃいちゃしていた幼少期
 ただし、飼い主さんがいないと2匹で寄り添い、安心感を補充しているようです。以前、一度、猫ホテルに預けた際にはホテルのオーナーさんから、ぴったりくっついている写真が送られてきたのだとか。

ぴったりくっつく2匹
送られてきた実際の写真
「親がいないと不安でくっついちゃうなんて、本当に姉妹みたいだなと微笑ましくなりました。親心としては、もっとくっついて猫団子で寝てくれたら…なんて思ったりもしますが(笑)」

◆我が子同然の存在。愛を注ぐ幸せを噛み締める日々

 2匹は飼い主さんにとって、我が子同然の存在。

我が子同然の大切な存在
「私たちはレズビアンカップルで子どもができないので、ボナを長女、シャルを次女と呼び、娘のように思っているので、死んじゃった時、どうしようもなく辛くなりそう。ふたりが我が家にいてくれて、毎日笑顔と話題を提供してくれることに、すごく感謝しています」

 異なる魅力を持つ我が子たちに愛を注げる幸せを、これからも飼い主さんは噛みしめていきます。

<取材・文/愛玩動物飼養管理士・古川諭香>

【古川諭香】

愛玩動物飼養管理士・キャットケアスペシャリスト。3匹の愛猫と生活中の猫バカライター。共著『バズにゃん』、Twitter:@yunc24291