◆こんな女性は高望み! その見きわめ方とは
とはいえ、自力で高望みしていることに気付くのは非常に難しいです。なぜかと言うと、人はどうしても自分に対する評価を甘く見積もってしまいがちから。特にマッチングアプリの場合、男女比が7:3という仕組み上たくさんの男性からアプローチが来るため、女性は自分の市場価値を勘違いしやすい傾向にあります。私もかつてはその勘違いしている女性のうちの一人でした…(苦笑)。
では、どうやって高望みしているかどうかを見極めれば良いのでしょうか。
それは、数ヶ月続けてみれば明確にわかります。「いいなと思う人とマッチングしない」「いいなと思う人とデートには行けても、お付き合いまで発展しない」のであれば、高望みを疑うべきです。
「出会った初日に付き合って1ヶ月したら彼が冷たくなった」とか、セフレやキープ(性的関係を持っていない場合も含む)になってしまう場合も同様です。残念なお知らせですが、「いいなと思う人とうまくいかない、うまくいかなくなる」時点で高望みなので、希望条件を見直して高望みをやめるか、希望条件の男性に選ばれるレベルまで自分の市場価値を高めるしかありません。受け入れるのが辛いかもしれませんが、これが現実です。
◆「普通の人でいいのに」という“隠れ高望み”の女性たち
私は日々、男女問わずマッチングアプリユーザーの方々からご相談を受けているのですが、不思議に思うことがあります。それは、女性が男性に求める理想の条件は「ほとんど同じ」ということ。
男性は「可愛い子がいいです」みたいなぼんやりとした理由の方が多いのですが、女性の方々は皆さん口を揃えてこう言います。「身長がそこそこ高くて、清潔感があって、自分より稼いでいて、同年代で、穏やかな性格で、愛情表現やスキンシップをしてくれて、エスコートしてくれて、浮気しない人」と。多少の誤差はあっても、ご相談に来られる女性の希望条件はだいたいこんな感じです。
もっと言うと、「身長は170cm以上あればいいです」「年収は500万あればいいです」と、中には妥協しているような口ぶりで話される方もいらっしゃるのですが、実はそれが「妥協」ではないことに気づいていない女性が多いです。